高橋源一郎の飛ぶ教室では、いままで知らなかった作家を、たくさん紹介してくださいます。
今回は、赤染晶子さん。
2010年に『乙女の密告』で芥川賞を受賞。
しかし、2017年に急性肺炎で42歳という若さで亡くなった。
『じゃむパンの日』は、2022年に出されたエッセイ。
いろんなところに書いたエッセイを集めたものらしいです。
短編を読んでいるような印象をもつエッセイです。
早速図書館で検索、『うつつ、うつら』と『じゃむパンの日』と『乙女の密告』を予約しました。
京都の舞鶴市(宇治市)の出身とか。
芥川賞や、直木賞は、読むことがなく、
本屋大賞は、面白く外れがないので、読んでいます。
いろんな作家が現れて消えていく。
新しい歌を歌う歌手が出てきて、去っていく。
でも、その本は残り、歌も残る。
ロングフェローの「矢と歌」を思い出します。
矢と歌
私は空に向かって矢を放ったが
落ちた場所は分からなかった。
矢はあまりに速く飛んだので
私の目は方向を追えなかった。
私は空に向かって歌をうたったが
落ちた場所は分からなかった。
歌の方向を追える鋭い視力の
持ち主がどこにいよう?
後で知ったが、矢は折れずに
一本の樫に刺さっていた。
そして歌は最初から最後まで
ある友人の心の中に残っていた。
ロングフェロー
******補足です*****
こういうことは、初めてなのですが、いま、ロングフェローの「矢と歌」の詩を載せたいと思って、
検索したら、なんと、私が以前のブログ「風の詩(kazenouta)」に書いた、太田俊雄先生のことを含む
「矢と歌」の内容が、そのまま、ほかの知らない人のブログに、盗用されていました。
引用されるのでしたら、いいです。 でもどこにも私のブログの名前は出てきません。
あたかも、自分の文章のように、私の文章がそのまま載っていました。
なぜ、こういうことが平気で行われるのか・・・・びっくりしました。
雨にぬれる薔薇の花 (eriさんからお借りしました)