3/25深夜、横浜を代表する全国区のサックス奏者、井上淑彦さんがお亡くなりになりました。
偉大なプレーヤーが亡くなって残念に思うことはあるのですが、淑彦さんの逝去はいままで経験したことのない虚脱感と悲しみが押し寄せてきます。なんなんだろうこれは?
トシさんは私が留学から帰国した直後にドルフィーのセッションで目をかけていただき何度もギグに誘っていただきました。
緊張しすぎて散々だった初共演に懲りず、その後も誘っていただき「面白かったよ」とか「よくなったね」といわれたのを励みに僕は活動を続けてきたと言えます。
体を壊す前の近年はちょっとジャズと距離を置いてプリミティブな音楽へのアプローチにも力を入れており、偶然にも自分のスタンスと似ていることに勝手に共感を覚えたりしていました。
最後の共演は10年前でしたが、その後もピットインの昼夜の入れ替えや現代音楽のコンサートでお会いすることがあったりしました。
2年ほど前に、やはり横浜の大先輩との酒の席で電話で話したのが最後でした。「横浜というより音楽的に面白いくくりで集まれる機会があればいいんだけどね。でもそこに横浜の音楽家が入っていれば最高だよね。なんか考えようよ。」とおっしゃっていました。もっと話したかった…
残念でなりません。
トシさんは当然ながら偉大な共演者がたくさんいます。
私もその末席を汚すことができたのは幸運です。
日付的に本日3/27のエアジンではバッハがテーマで私もチェロソナタから演奏する予定でしたが、急遽トシさんの曲をソロでやらせていただくことで哀悼の意を表したいと思います。
あ、恐竜トリオplays bachという企画はそのままで、私だけ個人的に追悼することになります。
エアジンでトシさんのライブを見に行ったときシットインさせていただいた思い出もあります。
私のバッハを期待していた方なんていないと思いますが、仮にいたとしてそんな方もお付き合いいただければと思います。
それはさておき、闘病は辛かったと思いますが今はせめて安らかにお休みください。
ご冥福をお祈りいたします。
土村和史拝
偉大なプレーヤーが亡くなって残念に思うことはあるのですが、淑彦さんの逝去はいままで経験したことのない虚脱感と悲しみが押し寄せてきます。なんなんだろうこれは?
トシさんは私が留学から帰国した直後にドルフィーのセッションで目をかけていただき何度もギグに誘っていただきました。
緊張しすぎて散々だった初共演に懲りず、その後も誘っていただき「面白かったよ」とか「よくなったね」といわれたのを励みに僕は活動を続けてきたと言えます。
体を壊す前の近年はちょっとジャズと距離を置いてプリミティブな音楽へのアプローチにも力を入れており、偶然にも自分のスタンスと似ていることに勝手に共感を覚えたりしていました。
最後の共演は10年前でしたが、その後もピットインの昼夜の入れ替えや現代音楽のコンサートでお会いすることがあったりしました。
2年ほど前に、やはり横浜の大先輩との酒の席で電話で話したのが最後でした。「横浜というより音楽的に面白いくくりで集まれる機会があればいいんだけどね。でもそこに横浜の音楽家が入っていれば最高だよね。なんか考えようよ。」とおっしゃっていました。もっと話したかった…
残念でなりません。
トシさんは当然ながら偉大な共演者がたくさんいます。
私もその末席を汚すことができたのは幸運です。
日付的に本日3/27のエアジンではバッハがテーマで私もチェロソナタから演奏する予定でしたが、急遽トシさんの曲をソロでやらせていただくことで哀悼の意を表したいと思います。
あ、恐竜トリオplays bachという企画はそのままで、私だけ個人的に追悼することになります。
エアジンでトシさんのライブを見に行ったときシットインさせていただいた思い出もあります。
私のバッハを期待していた方なんていないと思いますが、仮にいたとしてそんな方もお付き合いいただければと思います。
それはさておき、闘病は辛かったと思いますが今はせめて安らかにお休みください。
ご冥福をお祈りいたします。
土村和史拝