今日は一人山歩きです
東北地方は昨日梅雨明け宣言
今日は高気圧が覆いピーカンなので
二年前に感動した
栗駒~秣岳の天馬尾根をめざして
確か?朝5:00頃多賀城を出発
2008年の内陸地震で崩壊した祭畤大橋(まつるべおおはし)今は遊歩道や展望台も整備され災害遺構として保存されている
実物を目にすると大自然の旺盛さと朽ちた人口物のコントラストは
あたかも自然の中に飲み込まれた儚い人の営みを垣間見せるアート作品のような趣で圧倒的迫力となって見る者の心を奪います。
おすすめのスポットです
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%AD%E7%95%A4%E5%A4%A7%E6%A9%8B
7時すぎ到着 靄はかかっているものの予報通り晴天無風
前回の様に鳥海山までは見えませんが。。。7:30スタート
硫黄臭たっぷり、温泉が流れる白い川を眺めながら登山口に向かいます。
すがすがしい導入部
名残ヶ原が見えてきました。
ほぼ花の季節は終わっていますが、良い気にあふれています。山頂が綺麗に見えます。
前回とは違うコースを登ろうと思い左に分かれる自然観察路分岐より
東に大きく巻いている産沼コースを歩くことに。
通常の須川コースより緑にあふれておりますね。
とても心地の良い道が続きます。
二途の川って何?と思い下のローマ字のルビを読んだら
うまい具合に一本取れてしまったのですね。
これで安心して渡れます?
水かさも適当で素敵な沢です。
三途の川を渡ればこんな景色、、、緑を通した光が素敵な道です。
しばらくして藪を抜けると開けました。左側の山の尾根が今日の目的の 天馬尾根、だいぶ遠い
最終ピークの秣岳はさらに奥なのでここからは見えません。
コースの由来 産沼です。
このコースの半分以上はびこる笹の朝露に全身をぬらしながら、、、
やっと抜け出ました。
あそこが栗駒山山頂です。
1672m栗駒山山頂
珍しく誰もおりません。
記念に自分撮りして
早々に秣岳をめざします。
ここからの登山道はご馳走ですね。
やはりここまでは普通に須川コースが良いかもしれません。
距離が短い分急ですが、、
虎毛や高松岳方面が薄く見えます。
本当に気持ちが良い天気
硫黄等温泉成分で真っ白な昭和湖
竜泉ヶ原の湿地帯がそそります。行ってみたくなる
しばらくアップダウンを繰り返して振り返ればもう栗駒の山頂はあのピークの向う
人の足は意外に早いものだと思うのです。。。
天馬尾根コースの池塘 周りはそれほど高い地がないのにここら辺一帯は湿地です
気温の変化と太平洋側からの湿った空気が水を落としてゆくのでしょうか?
来ました二年ぶり 10:20登り始めて3時間弱 天馬尾根の しろがね草原
ここはまさに天空の楽園!小さな花がいっぱい、小鳥が鳴き虫たちが飛び交い
山の短い夏を謳歌しているような雰囲気です。
ここの木道で腰を下ろして休憩
最高です♪
至る所に モウセンゴケ が
ここはスイスなどの高原のようです。行ったことはないですが、、、
見えてきました須川湖が
このすぐ先の秣岳山頂から急降下して湖の脇の車道を右上に見える施設らへんまで3~4km歩けばゴールです。
歩き始めて4時間弱 いや~疲れた
やっと最終ピーク秣岳に到着
ここから急降下
下山開始!向かいの山の中腹に横切る帰路が良く見えます。
道はやがてブナ林へ。。。
ふぅ~ 車道に出ます!!
靴の紐を緩め
てくてく歩くのみ!
アスファルトは熱いことがよくわかりますね
下界はじりじり
途中には何か所かの湿原があります。
見えるかな~
空にはたくさんのトンボが飛んでいます。
12:20駐車場着 冷えたキリンフリーが猛烈にオイヒイ♪
そのあとは硫黄成分たっぷりの須川温泉で汗を流します。
二十代のころ友人たちとドライブで訪れたときの1000人風呂はもうありませんが
それでも十分すぎるほど素晴らしい温泉です!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%88%E5%B7%9D%E9%AB%98%E5%8E%9F%E6%B8%A9%E6%B3%89
すぐ近くには近代的なこんな施設もあります。好みの問題ですね。
http://www.kurikomasanso.com/
こちらでお蕎麦を食べて、高所恐怖症の私は
断崖絶壁のR342号線を手に汗握りながら帰路につきました。
今度は誰かときて 帰りに運転変わってもらおうなどと強く思いながら。。。脂汗ものです。
無事に4:20頃帰宅
洗濯と高速道路で虫が付いた車の洗車を終えて
せっかくの休日を完全燃焼しようということで
ジョギング出発
時々歩きつつも約1時間10km?ほど走り
もうこれ以上は。。。というところで
一日は終了しました。
前回は二人で、今回は一人歩き
2人ではそれなりに気をつかい全体的に遅くなりますが
2012年時は同じ高気圧下の晴天でも遠くまで視界良好!
一人だと圧倒的に速いわけですが晴天でも
霞がかかっておりました。
身勝手な自分の心中を色々考えさせられる
人生の縮図のような山行でした。
前回の栗駒~秣岳2012
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