引き続き、パリ・ロンドン旅行記です。
パート1はこちら、パート2はこちら、パート3はこちら、パート4はこちらをどうぞ~。
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【ロンドン4日目】
朝6時にホテルをチェックアウトして、駅前で朝食。
私は、トマトとモッツァレラチーズを胡麻麦パンでサンドしたものをチョイス。
メロンパンのそっくりさんもありました。味はちょっと違ったけど・・・笑
昨日ルートを予習したビクトリアコーチ駅に到着し、一日観光バスツアーに参加しました。
ルートは、ウィンザー城→ストーンヘンジ→オックスフォード。
これらはもちろん個人でも行けますが、ロンドン中心部からちょっと離れているのでツアーに参加した方が効率よくかつリーズナブルに行けるそう。
今回参加したツアー会社は(月)のみ日本語ガイドが付くし、スーツケースはバスに預けられるしで、ぴったりの日に参加することができました。
バスに揺られること1時間強。最初の目的地ウィンザーに到着しました。
900年ほど前に築城され英国王室が所有する最古の城ウィンザー城は、エリザベス女王が週末を過ごす場所としても知られています。
ウィンザー城内に入ると、ラウンドタワーと呼ばれる城の中心部にそびえる砦が目に入ります。
女王が城内に滞在している時はタワーの頂に皇室旗が掲げられるようですが・・・、この写真では国旗のデザインまではわかりません。
お城の中は見学できます。
写真撮影禁止だったのでブログでご紹介できずにとても残念ですが、豪華絢爛な絵画や食器などの調度品の数々。
廊下、壁、天井などいたるところが繊細な装飾で彩られ、王様の寝室や、家来の寝室、王に謁見するための待合室などなど、どれをとっても豪華の一言です。
セント・ジョージ礼拝堂。後期ゴシック建築の傑作として知られています。
昨年、ヘンリー王子とメーガン妃が挙式をした場所としても有名ですね。
城内を歩いていると、まるで中世にタイムスリップしたかのよう。
バッキンガム宮殿と同じく、ここにも衛兵さんがいました。直立不動でピクリとも動きません。
決まった時間になると、こうやって行進をします。間近で見られてかなり感動。
4~7月は、ほぼ毎日午前11時から衛兵交代式が見られるそうです。
衛兵さんと一緒に写真が撮りたい。・・・・という気持ちはよ~くわかりますが、いくら衛兵さんが動かないからってこんなことしちゃいけないでしょーーー↓
浮かれた観光客と任務に忠実な衛兵さんとの対比がおもしろすぎて、笑いが止まらない。
しかし衛兵さん。お顔をよーーーく観察していると、身体は動かずとも目だけは左右にキョロキョロと辺りを警戒していました。
さすが! ただ立っているだけではない。
お城を出ると、外はウィンザーの街。
出口を振り返ると、ヘンリー8世ゲート。
古くから城下町として栄えたウィンザーの街には、かわいいお店がいっぱいありました。
バスに戻り1時間半ほど揺られると、お次はストーンヘンジです。
辺り一面だだっ広い草原のど真ん中に、突如現れる巨石群。
駐車場やチケット売り場からは巨石群は見えず、このバスに乗って遺跡のすぐそばまで行きます。
出たー! ストーンヘンジ。人間と比較すると、どれだけ大きいか一目瞭然です。
紀元前3000年ごろに造られた巨石群は、大きいものでは1つ45tもあるそう。
ストーンヘンジがなぜ、どのように造られたかは諸説あるようで、天文観測のためとか古代宗教の祭祀のためなどの説があります。
ヒール・ストーン。夏至にはこの方向から太陽が昇り、冬至には反対の方向に太陽が沈みます。
祭壇石がここに配置されているのは単なる偶然では起こりえないそうで、これがストーンヘンジが天文学的特徴を持った施設だと言われるゆえんです。
見れば見るほど、なぞ多き遺跡。無造作に積まれているような気もするし・・・。
またバスに乗り1時半。最後の観光地はオックスフォードです。
オックスフォードは、12世紀に開設したイギリス最古の学園都市。言わずと知れた名門中の名門大学。皇族や多数の首相、ノーベル賞受賞者を輩出しています。
私はてっきりオックスフォード大学という1つの大学だと思っていましたが、45のカレッジが集まった総合大学なんですね。
周囲2キロの中にカレッジだけでなくお店なども点在していて、1つの街という感じです。
ラドクリフ・カメラは大学の図書館。「ハリー・ポッター」の撮影に使われたんだって。
ご紹介が遅れましたが、日本語ガイドのケビンさん。
日本の某英会話学校でかつて7年間講師をしていたそうで、日本語がとてもお上手です。
どこだったか、忘れちゃったのですが・・・、知り合いに教えてもらいました。シェルドニアン・シアターです。
近くで見ると結構怖い
カレッジの中でも特に有名なのが、クライスト・チャーチ・カレッジ。200年間で16人もの首相を輩出してきた名門です。
今回時間がなくて施設内の見学は叶いませんでしたが、「ハリー・ポッター」シリーズで登場する有名な食堂ホールのシーンはこのカレッジの講堂がロケ地になっています。
今度来ることがあったら(いつだ?)この学園都市をもっとゆっくり散策してみたいし、もう1つの名門、ケンブリッジにも行ってみたいです。
大満足のバスツアーを終えて、夜7時頃ロンドン市内に戻ってきました。
明日の早朝のフライトに備えて、今晩はヒースロー空港近くのホテルに滞在です。
とまた・・・、最後の最後でアクシデント!
空港に着いて、ホテル行きのバス(H3乗り場の17番バス)を探すが一向に見つからない。
1時間ウロウロした挙句、タクシーに乗ったらあっという間に着いちゃった。
最初のタクシーに80ポンドだと吹っ掛けられましたが、ホテルは近くなのにそこまでするわけがない。10ポンドで着いたから~(怒怒)
夜10時すぎにホテルに着いて、テレビニュースを見てびっくり!
実は明日ヒースロー空港でストライキが予定されていたけれど、寸前でスト回避になったらしい。
マジか、それはラッキー 飛行機が飛ばないんじゃ明日帰れないもんね。
まったく、kazun'家はついてるんだかついてないんだか・・・。
そして翌朝・・・。
飛行機の座席が、エコノミー→プレミアムエコノミーにアップグレードされてた~ わーいわーい
席が1.5倍に広くなって、ゆったり快適空の旅
終わりよければすべてよし?
羽田空港に到着したら、ひまわりがお出迎え。にしても暑い 日本に帰国したら猛暑になってた
朝5時だというのにすでに28℃ 湿気がまとわりついて息苦しいよ~。
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これでkazun'家の旅が終了・・・とならないのが高3の長男。
陸上部の仲間がインターハイ(全国大会)に出場するということで、応援のためにそのまま飛行機を乗り継ぎ那覇へ飛んでいきました
運悪くこの時台風9号が沖縄に接近中。行きは引き返すかもと言われながらなんとか那覇に着いたけれど、翌日の帰りが微妙とのこと。
案の定帰りの便は欠航が相次ぎ、JALの羽田行き最終便は20分遅れで出発しました。
このままだと、羽田からの最終リムジンバスに乗れずに空港で夜を明かすことになりそう・・・。
結局これも結果オーライか。最終バスにギリギリ間に合って、深夜に無事帰宅しました。
時差ボケと楽しさでほとんど寝ていないという長男。体重を計ったら旅行前より3キロも減っていたそうです。
色々あった旅ですが、これも含めていい思い出。
2日後から私はお仕事ですが、またお仕事頑張って旅行の資金を貯めてどこかに遊びにいくぞーーー
ハンドメイドブログなのに、イレギュラーで長々と書いた旅行記にお付き合いいただきありがとうございました
次回オマケ記事を書いたら、通常運転に戻りますね。
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