引き続き、パリ・ロンドン旅行記です。
パート1はこちら、パート2はこちら、パート3はこちらをどうぞ~。
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【ロンドン2日目】
バッキンガム宮殿の衛兵交代式を見るため朝早く起きて、交代式1時間前に宮殿に到着しました。
土曜ということもあり、すでにたくさんの方が宮殿周りに集まっていました。
クイーン・ビクトリア・メモリアル(ビクトリア女王の記念碑)の後ろに紅白の柵が設置されているのわかりますか?
どうやら今日はバッキンガム宮殿スタートの自転車レースがあるらしく、観光客、レース参加者、応援、警備員などでごった返していました。
記念碑の前で、交代式を今か今かと待つ観光客。
騎兵隊が横を通り過ぎました~。いよいよ交代式スタートか?
しかし11時になっても一向に始まらない。何かあったのかな???
と思っていたら、隣りにいた方が「あぁ~」とため息をつきました。
「今日は衛兵交代式はないみたい。HPに書いてある~」
そういえばガイドブックにも、中止の連絡は直前にHPで発表されるって書いてあったわ。
おそらくこの自転車レースの影響でしょうね。残念
衛兵さんを近くで見てから次に行こう。お仕事とはいえ、人形のようにピクリとも動かないのはさすが!
バッキンガム宮殿内のセントジェームズパークには、ユニオンジャックがたくさん掲げられています。
自転車レースはロンドンの中心街がコースということで、観光地の交通規制が厳しくバスも運行中止。
こんな時に限って・・・って感じですが、ゆるいレースは家族連れも多く楽しそうなので仕方ない。
知ってたら私も参加したかったくらいだよーー。
ということで、交通規制が少ない場所を探して、コベントガーデンへ。
17世紀から続いていた青果市場跡地(映画「マイ・フェア・レディ」にも登場)に、オシャレなショップが立ち並んだ人気のスポット。
友だちに教えてもらった、ロンドンで人気のステーキやさんでランチ。柔らかくて美味しい
その後は、セントポール大聖堂→ロンドン塔→タワーブリッジへ。
セントポール大聖堂(英国国教会)。
ロンドン塔。
タワーブリッジ。この有名なブリッジを、私はずっとロンドンブリッジだと思ってました。
タワーブリッジは徒歩で渡ることもできます。ロンドンには赤いダブルデッカーがよく似合う。
さて、ここからは中心街を離れて、今回私がどうしても訪れたかった街「ケンジントン」のとある駅へ向かいます。
ケンジントンは東京でいうと自由が丘みたいなところで、中心街からさほど離れていないのに落ち着いたオシャレな高級住宅街です。
高い塀に囲まれた大きなお屋敷。門には「GARDEN LODGE」と書かれています。
そう、ここはロックバンド「Queen」のボーカルだったフレディ・マーキュリーのご自宅です。
この冬、映画「ボヘミアン・ラプソディ」にすっかりはまった私は7回も映画を観に行っちゃったのですが、となると、映画にもたびたび登場するフレディのご自宅をこの目で見たくなって・・・。
塀の内側にはフレディがこよなく愛した日本庭園が、今でも元婚約者のメアリーさんによって管理されているそうです。
プライベートなご自宅とはいえ、毎日大勢のファンが追悼に来られるのでしょう。
この日も、似顔絵付きメッセージや花が献花されていました。
迷惑になるかと思って私は手紙を持って来なかったけど、こんなことなら金閣寺のお札をお供えしたかった~(映画を観た方にはわかるはず笑)。日本を愛してくれてありがとう
この後もミーハー心で、こちらの駅へ↓
Baker Street駅といえば、推理小説「シャーロック・ホームズ」シリーズの舞台になったところ。
駅前には、トレードマークのパイプを持ったかっこいいホームズが建っています。
そしてこの駅の近くには、ジョン・レノンとオノ・ヨーコがかつて住んでいた家もある。
青いプレートには、1968年に住んでいたと書かれています。すっかり観光地化?笑
今日も歩いた~。2万4000歩。
そろそろお米が恋しくなってきたので・・・、
チャーハンが美味しすぎる~ 3日連続で食べちゃった(笑)
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【ロンドン3日目】
日曜の朝は、ホテルから歩いてすぐそばにある、ケンジントン・ガーデンズ&ハイド・パークへお散歩。
広大な敷地の中には、ウィリアム王子やヘンリー王子がお住まいのケンジントン宮殿もあります。
ジョギングしているランナーさんをたくさん見ました。こんな緑豊かでオシャレな公園なら毎日走っても飽きないでしょうね~。
こちらは、公園内にある「スピーカーズ・コーナー」。
私の英語の先生が是非に!とすすめてくれたので行ってみました。
批判を気にすることなく、自分の考えを演説する場所。
ということで、次男による青年の主張!!! のつもり。
イングリッシュガーデンがステキな、ケンジントン宮殿。
宮殿の周りを走るバスも、緑に囲まれてさらにステキに見えます。
この辺りはビックリするほどの高級住宅が多く、目の保養をしながら歩いてノッティングヒルへ。
映画「ノッティングヒルの恋人」でも有名なこの街も、有名人が多く住んでいる高級住宅街。
駅から歩いてすぐのこの建物も、映画に登場しています。
ノッティング・ヒルへ行く目的は、「ポートベロー・マーケット」を見物すること。
見るだけでもおもしろいからぜひ!と友達に勧められたこのマーケットは、アンティークや古着、アート、ハンドメイド品などの屋台がところ狭しと並んでいます。
お店もステキだけど、パステルカラーのテラスハウスがかわいい。
こんなオシャレな家に住んでみたいなぁ。
おみやげやさんもたくさん。
ピザやさんまでオシャレ。
時計買っちゃった
一日見ていたかったけど、ほかにも観光したいところがあるので先に進みます。お次は大英博物館。
世界中の文化遺産が一堂に集結した大きな博物館なのに、無料なのがうれしい。
なんと! 日本のマンガ展もやってますよ~(こちらは有料)。
入場してすぐ、すごい人だかりと思ったら・・・、
大英博物館の目玉、ロゼッタ・ストーンでした。
紀元前196年、プトレマイオス5世を讃える碑文が刻まれた石碑。3種類の文字が刻まれています。
1822年に解読に成功したことで、エジプト文明の歴史が次々と明らかにされていったそう。
紀元前1250年ごろのラムセス2世の胸像。
館内のおみやげやさんに行くと、ロゼッタ・ストーンがらみの商品が多くてびっくりです。
手帳やキーホルダーはもちろん、ネクタイや靴下、エプロンも。
やりすぎーとも思うけど、デザイン的にかっこいいからおみやげじゃなくてもフツーに使えそう。
長男が高校でお世話になっている世界史の担任がロゼッタ・ストーンファンなので、ここでおみやげ買ってました。
お腹が和食を欲している~。
博物館近くのうどんやさん「KOYA bar」へ行ってみました。
日本のうどんやさんと比較するとかわいくない値段ですが、ロンドンでおいしいうどんが食べられると思えばよしとしましょう。
ロンドンは街のいたるところにお花のハンギングバスケットがあり、どこも美しく咲いているから気分がいい
スマホの時代になっても、トレードマークの赤い公衆電話がところどころにあるのは景観のため?
私は赤色が大好きなので、公衆電話やロンドンバスを見るとテンションが上がるし、茶系の街並みも大好きーー
昨日は乗れなかった2階建てバス(ダブルデッカー)の最前列に座って、ピカデリーサーカスへ。
渋谷みたいなところかな。とにかく人が多かった。
MUJIもあったよ~。なんか安心する。
このあと電車で国会議事堂/ビッグベンへ。
あまりに大きすぎるので、テムズ川の川向かいに行かないと全景が撮れないほど。
右の建物は、ビッグベンです。
2021年まで大規模な改修工事のため、こんなお姿になっています。市民と観光客に配慮してか、時計だけは見られるんですけどね。
あー、残念。 でも仕方ないね。京都の清水寺も長期改修工事中ですからね。
国会議事堂から川向かいに見えるのが、ロンドン・アイ。
ミレニアムを記念して1999年に造られた、ヨーロッパ最大級の大観覧車です。
高さが135メートルもあり、ロンドンの市街地が一望できますが・・・・
入場料が1人26ポンド(約3,400円)って、高すぎーーー
真下まで行って乗った気になり、本日の最終観光地ウエストミンスター寺院に向かったのでした。
ウエストミンスター寺院といえば、ウィリアム王子とキャサリン妃が挙式をあげた場所としても有名です。
最後は、ビクトリア駅へ。
明日のバスツアー集合場所の確認をしようと、ビクトリア駅→ビクトリアコーチ駅へと歩いて行ったのですが、迷うし遠いしなかなかたどりつけない。
日本でいうところの新宿駅→バスタ新宿という感じでしょうか。
私もよく仕事で外国人観光客にバスタ新宿の行き方を聞かれますけどね。自分が同じ立場になって初めて焦る気持ちがわかりました。指定席を取っているとなおさら・・・。
予習しておいてよかった。
今日は3万歩歩きました。
明日は、ロンドン最終日。バスツアーです。
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