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女子バレー・キャプテン 古賀紗理那選手

2024-07-22 07:36:23 | バレーボール

個人的に大好きな選手.

 

毎年毎年,格好良くなってきて.なので,どんどん好きになってしまう選手.

若い頃は「可愛い」というイメージが強かったが,現在は「綺麗でカッコいい」と変わった.

オリンピックで引退.残念だが,潔い.

きっとオリンピックで引退と決めていたのだろう.じゃあ,いつ発表するか.

もし負けて,大会終了後に引退.もしくは,メダル獲得.となってから引退表明.とてもしにくいだろう.

だけど,今のタイミングであれば

オリンピックにかける思い.そして,キャプテンとして皆に伝えておくこと.

終わった後に伝えれば「聞いてなかった」と選手達は疎外感を感じてしまうと思う.なので,ベストなタイミングと思う.

また,今回は同じNEC所属の小島選手がいる.だから,相談しやすかったと思うし,大会も小島選手が古賀選手をしっかりとサポートしてくれる気がする.

また,山岸あかね選手の存在も大きいだろう.キャプテンは,自分のプレーだけを見ていればいいわけではないから,フォロー役が必須.

今年の古賀選手はサポートする人々に恵まれていると思う.

 

ところでVNL(通称:ネーションズリーグ)では,ベストアウトサイドヒッター賞を獲得.文句なしだった.

私は,横山選手(じゅり)や広瀬選手,三屋選手のころからずっと欠かさず女子バレーを見てきているが(テレビ・試合会場にて)

今年の古賀選手は「女子バレー史上最高の選手」と思う.(私の勝手な意見なので他言は無用)

コート上の存在感.スパイクを決めた時,相手チームの「流石古賀選手」というような表情.

 

昭和の時代,エースアタッカーにフェイントはご法度だった.エースはスパイクでのみポイントを取らなければ.という変な雰囲気があった.

現在でも,高年齢監督のチームではそのように教えられているらしい.

この雰囲気を壊してくれたのが,木村沙織選手.打てるトスでも,相手の状況を見定めて,フェイントや軟打を積極的に使った.

木村選手のおかげもあり,地方の部活動でも昭和の指導をする人は少なくなったと思う.

そして,古賀選手.更に「ブロックアウト」と「リバウンド」の技術.そして,ブロックの上から決める高さ.

バックアタックのテクニック.全てを手に入れた.

手の振りだが,テイクバックの状態で,ほとんどの選手がどこに打つかわかることが多いが,古賀選手はボールが動くまでどこに打つかわからない.

そして,助走からジャンプするときのテイクバック(手の振り)が最小限なので,ジャンプしてから打つまでの時間が短い.なのでブロックを見る余裕があるようだ.

 

東京五輪では,足首の捻挫で大変だったようで,栗原さんのインタビュー動画ではその時の様子を語っている.

その時の経験が,今の彼女にまで成長させたのかもしれない.もちろん 西田選手(夫)の励ましは大きかっただろう.

 

もう観戦していて,鳥肌が立つくらい感動するプレーの連発.

オリンピック.最高の舞台でありますように.

 

今年の女子日本代表は凄い結果を残してくれそうだ.

カッコイイアスリートたち.

頑張れ ニッポン!


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