さぽーと・けあぺん(就労継続支援B型事業所 兵庫県丹波篠山市)

地域の方々と関わりながら、障がい者の方々と一緒に働き事業所を楽しみながら育てて行く日々のお話しブログです。

ゆきさん

2022-01-14 21:42:33 | 障がい者、介護
朝、自宅の前の道に雪がほぼ無かったので、よっしゃーと車を発車。
でも事業所に向かう東に進むうちにえらい状況に。
センターラインどころか、道の縁石もわからないくらい雪が積もり道が真っ白。
後続の車が見えたらもう緊張の連続でした。(T-T)
退避場所が無いときは、小さな集落の道路に逃げ込み余計に雪地獄。
10台くらいの車を見送り、道の真ん中がわからず歯を食い縛り呼吸するのも忘れて
全身に緊張が入り事業所に着いた時には筋肉痛のような感じに。
あー雪国の人々は、毎日こんな状況で頑張ってるんだと思うと
私なんて出勤だけで神経を使い果たし仕事できへんなあと。
いやもしかして雪道の運転で力尽きるの私だけ?なのかなあ。

雪は、昼には止む予報だったけれどずっと降り続き信州のスキー場を思い出すような景色でした。
寒い中、お弁当販売をメンバーさん達とスタッフさん達が頑張ってくださいました。
メンバーさん達、スタッフさん達本当にありがとうございました。
半分以上売れ、今日も心優しい全てのお客さまに心から感謝しております。
ありがとうございました。

奏~かなで~cafeも今日は雪なのでお客さま来られないだろうなあと諦めてました。
福の神様のひげ爺さんとご近所の方々が来てくださり
女性メンバーさんの今年初のフルート演奏を聴いていただけました。
静かに雪が降る中で綺麗な音色、とても心地よくて癒されました。
cafe担当のメンバーさん達、ご来店くださいましたお客さま本当にありがとうございました。

それにしてもこの冬は、雪が多いです。
都会での生活しか経験が無かった弟は、雪掻きが楽しいようです。
私も丹波篠山に移住してかれこれ13年。道路の雪掻きは、汗だくになりました。
移住して初めての雪掻きは、要領がわからず凍結してる所がご近所の迷惑になってたら大変と思い
給湯器のお湯がなくなるくらいせっせと運んで道に流して
雪の積もった所がかえって凍結状態になったり。
都会での生活しか経験してない私には自然との闘いが多すぎて面食らうことだらけでしたが
ここに来て色々な体験が出来て本当に良かったなあと思っています。
こんな体験もないまま平凡に便利な世界が当たり前で人生を過ごしたかもしれないと思うと
何だかとても得した気持ちになります。
雪でふと思い出したのが、私の父方のおばあちゃんは、「ゆきさん」と言うお名前。
雪の季節に生まれたのかなあ。お会い出来た機会があまりなくてとても残念。
名前の由来教えてもらいたかったなあ。
大好きだった母方のおばあちゃんは、「あきよさん」
秋生まれだったけど名前の由来、聞いてなかった。
ちゃんと聞いておけば良かったなあと思えること沢山ある。
もう聞けないんだなあと思うと会えない現実を実感してやっぱり寂しく思う。