キートンの四方山話

大学で産学連携や知財をやっています。海洋・深海や船舶関係が多め。発言はあくまで個人的見解で所属の組織とは関係ありません

「ポセイドン」

2006-06-11 02:45:18 | 映画・コミック等の感想
TOHO川崎にポイントを利用して「ポセイドン」を見に行く。

ほとんど期待していなかったので、逆の意味で期待を裏切る内容。面白かったです。
前作をほとんど覚えていないけど、豪華客船が転覆するというアイデアだけ活用して、リメイクと言うよりもほとんど新作。原作よりも原案といったところか。
お金を使っているけど、98分とちょうどいい時間にまとまっていて、スピード感があり、ハラハラどきどきしながら見ることが出来ました。CGもよくできていたと思います。特に水の動き。といっても全部CGじゃつまらなくなったいたところ。セットを使って生身の人間が演じるので、迫力が出てくるんでしょうね。

エミー・ロッサムって、いいな、と思っていたら「デイ・アフター・トゥモロー」に出ていた娘なんですね。ちょっと作品を追っかけてみようかな?

もう一人のヒロインも好きだったけど、あんな豪華客船のニューイヤークルーズ、シングルマザーの人でも参加できるくらいの料金なんだ~、と別の意味で関心。料金が日本よりも安いのか、クルージングの文化が息づいていて、少々高くても参加するものなのか・・・
クルージング、日本だとまだまだ金持ちの道楽?かな。私も船好きなので、クルージングに行きたいけど、一緒に行く相手がいないんですよね~。日本でもひとつの「文化」になって、多くの人がクルージングに行くようになって欲しいですね。
って、「ポセイドン」を見ての感想じゃないかな?

☆がひとつ少ないのは、他に助かった人がいない点(「デイ・アフター・トゥモロー」の最後みたいに、他にも助かった人がいて救命ボートで助けを待っている、ということにして欲しかったと思います。4,000人の乗客乗員がいて他に助かった人がいないのも不思議。
あと、バラストタンクに水を入れましたが(ひっくり返っているのにバラストタンクに水が入るの?)、沈没が早まった原因ですよね?最後にヘリが救助に来ていたので、沈没を遅らせることが出来れば、他の人も助けることが出来たかも。
この2点が原因で満点ではない。でも、パニック映画としては十分楽しめました。

★★★★☆
今年24本目

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