キートンの四方山話

大学で産学連携や知財をやっています。海洋・深海や船舶関係が多め。発言はあくまで個人的見解で所属の組織とは関係ありません

「いちばんきれいな水」

2006-10-07 23:34:19 | 映画・コミック等の感想
チネチッタに「いちばんきれいな水」を見に行く。
主演の加藤ローサさんの舞台挨拶つき♪

クランクインの関係でこの映画が加藤ローサさんの初主演作品なんですね。しかし、今年は加藤ローサさんが出ている映画をよく見に行ったな~。「シムソンズ」以来、目に入ってしまう女優さんです。きれいですけど、それより元気一杯さがいい。

さて、映画の話。あらすじは好みだし、こういった日常生活を舞台にしたファンタジーや女の子ががんばっている話は好きなんだけど、もう少し脚本がしっかりして欲しかったな、というのが正直な感想。"いちばんきれいな水"がある場所が、唐突過ぎて、ちょっと引いた感じであの場面に入ったので、素直に感動できませんでした。はじめの方で、こんな場所があるんだよ~、とうわさレベルでいいので話があれば(例えば、叔母さんの写真集を見ている時に、こんな秘密の場所があるのよ、でも教えてくれないの、みたいな感じで)、良かったかな。
最初は、植物園の熱帯地方の展示場所にある水槽かと思いました。まだ、裏口に秘密の出入り口があって、というのが好みに合う。

それから、"いちばんきれいな水"でちょっと泡が多すぎた。雰囲気はいいし、愛ちゃんと夏美ちゃんが泳いでいるシーンはきれいだったので、余分な技術を使わなくても・・・と思います。

といいつつ、"いちばんきれいな水"の意味と写真と指輪の由来は、ちょっと感動。
それから、"この夏は1回だけなんだよッ"という愛のセリフと"いちばんきれいな水"がきっかけで、夏美が少し成長する話はよかったですね。こうしてみる夏美役の菅野莉央さんが主役だったんですね~。"いちばんきれいな水"よりも、最後の丘の風景の方が好き(風の音が聞こえてきそうでしたよ)。


★★★☆☆
(今年40本目)

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