キートンの四方山話

大学で産学連携や知財をやっています。海洋・深海や船舶関係が多め。発言はあくまで個人的見解で所属の組織とは関係ありません

『まるいち』と国会図書館

2005-07-18 01:02:30 | 映画・コミック等の感想
『まるいち的風景』コミック未収録分を求めて、国会図書館へ。

3話分のコピー代しめて1300円。う~ん、高かった(著作権込みのコピー代なので)。まあ、仕方ない。さすがに3年前のDXは古本屋にもないでしょうからね。
しかし、『まるいち』これで最後と言うのはちょっと・・・。最後の話は、レギュラーが脇役の話でしたからね。せめて、文庫本にするときに書き下ろしで数話書いて欲しいと思いましたね。"まるいち"(トレース方ロボットのね)的には、日常生活の延長線上で話が終わってもいいかな、とおもうけど、美月さんと有里くんの関係はもう少しはっきりさせて欲しいと思ったり(進まない関係というのがいいのでしょうけど)。いや、美月さん好みだし、有里くんい感情移入したてり(笑)。

『ヒノキオ』がきっかけで、久しぶりに柳原作品にはまっています。『まるいち』も7年とか8年前の作品だけど、人とロボットの関わり方、ロボットはどうあるべきか、など今でも議論されている内容が、マンガという分かりやすい媒体で描かれています。少女漫画だけど、ロボット工学を研究している人も読んでいるようで、一ファンとしてはうれしい限り。ぜひ、ロボットを研究したり開発したりした"きっかけ"は何ですか?と言う問いに、『アトム』や『ガンダム』『パトレーバー』ではなく、『まるいち』です、と応えてくれる人が現れて欲しい。

しかし、せっかく国会図書館にいったんだから、『コントラクト・キラー』の未収録話もコピーしてくればよかった・・・

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