ケバブ。
インパクトが強く、面白さも感じる響きですよね。
私自身よく「ケバブ」と呼ばれるのですが、街なかで「ケバブー!」と呼ばれると、周囲が「なんだなんだ」とあたりを見渡すこともしばしば。冷静に考えると、食べ物の名前で人を呼ぶこと自体が変なのですが、これが「ヤムチャー!」とか「テンシンハーン!」とかならキョロキョロまではしないのではないかと思う、今日この頃です。
トルコ語で「焼き物、焼肉料理」を意味するケバブ(Kebap)という単語は、遡るとメソポタミア文明で話されていたアッカド語の「燃やす、焦がす」を意味するカバブ(Kababu)が語源だそうです。
人がケバブという単語に反応してしまうのは、特に「バブ」らへんの響きが、太古から人類のDNAに刻み込まれているからではないかと、変な妄想をしている次第。ともかく、世界史の序盤ことメソポタミア文明がこんなにも身近に感じる日が来るとは、高校時代の私は知る由もないのであります。
▲アッカド語のオベリスク(Wikipediaより)
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※実際にアッカド語の辞書をご覧になりたい方はシカゴ大学の下記ページ↓
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本日何気なくTwitterを見てみると、「韻」を踏めるサイトがあるとのこと。なんでも自分の好きな言葉を検索すると、母音などから韻を踏めそうな単語を紹介してくれるそうです。Twitterで話題になったサイトは「韻ノート」ですが、検索をしてみると韻を調べてくれるサイトは韻ノートの他にも「ライムデータベース」、WEB便利ツールの「作詞支援ツール」などがありました。
この3つのサイトで、ケバブと検索した時、どんな言葉表示されるのか。
調べてみました。
韻ノートの場合
「ケバブ」
→田我流
→ペッパー君
→セーラームーン
→レイアップ
→レイターズ
ライムデータベースの場合
「ケバブ」
→ベガス
→デジャビュ
→めかぶ
→出作
→めざす
など…
作詞支援ツールの場合
「ケバブ」
→テラス
→照らす
→描く
→目指す
→メダル
など…
個人的には作詞支援ツールの韻の踏み方が最も実用的で好きでしたが、ケバブで韻は踏めることはわかったものの、いざ踏もうとすると私に韻を踏む才能がなく、1時間なにも思い浮かない不毛な時間を過ごしました。踏めた方はコメントやTwitterで教えて頂けるとうれしいです。
ケバブの「バブ」に太古から人類のDNAに刻み込まれているとの解釈、とても好きです。古代人も赤ちゃんはバブバブ言ってると思いますので。
「ケバブ」
→セーラームーン
→レイアップ
→めかぶ
↑ここら辺めちゃ好きです。
ご覧頂きありがとうございます!赤ちゃんのバブバブはノーマークでした。勉強になりました。今後機会があったら使わせて頂きます。
上2つの意外性と最後は確かに韻を踏めているあたり、素晴らしいチョイスです。私もその並び大好きです。