札幌で気になっていたケバブ屋さんの1つが、「ドネルケバブ アイチヤ」でした。というのも、グルメサイトでお店を確認したところ、営業時間が「完全予約制」という今まで見たことがない形態だったからです。
▼グルメサイト(食べログ)からの抜粋
札幌到着後、ダメもとでお店に問い合わせをしたところ、この日は大通でお店を出店されているとのことだったので、早速お邪魔しました。
▼大通の出店スペース
外から見れるメニューは主に4種類でした。
・ケバブサンド
・ケバブラップ
・ケバブタコス
・ケバブライス
▼メニュー
お店に入り、注文したのはケバブサンド。お肉はチキンのみで、野菜にキャベツではなくレタスを使用しているのが特徴です。キャベツにはない彩りと食感を楽しめます。またトマトが2枚使われているのもポイントです。
▼ケバブサンド
テーブルにはハバネロやピクルスなど、味のアクセントとなる調味料がずらり。お肉もソースもとても美味しく丁寧にできているのですが、さらに自分流のカスタマイズをすることができます。中にはトルコ産のものもあります。
▼テーブルの調味料(緑色の蓋の瓶はトルコ産です)
さて、ここでケバブを食べに北海道に来たことをマスターに伝えると、お店のことや札幌のケバブ事情について教えてくださいました。
・お店について
まず「ドネルケバブ アイチャ」さんは、古くから札幌でトルコ料理屋とケバブ屋を営まれており、まさに札幌のケバブを引っ張ってきた草分け的なお店です。野菜にレタスを使用したり調味料でカスタマイズできるようにしたりと、本場トルコのスタイルにこだわっています。
グルメサイトでの「完全予約制」の意味は、完全予約制のトルコ料理屋を営まれながら、イベント等でケバブ屋を出されているとのことで、マスターお手製のトルコ料理を頂きたい場合は要予約とのこと。電話等で直接ご連絡する形になるのですが、予約の時間や人数、メニュー等は柔軟に対応してくださるとのこと。私も次回札幌を訪れる機会があれば、事前にご連絡してトルコ料理を頂きたいと思います。
・札幌のケバブ事情
札幌と本州のケバブが最も違う点は、札幌ではサンドではなくラップが主流な点。本場のトルコや欧州ではドネルケバブといったらラップ一択なのですが、札幌も同じくラップが主流とのこと。お店で最も人気なのはラップなんだそうです。
今度訪れる時はぜひトルコ料理を頂きたいです。