佐伯市間越海岸、今年初産卵! 2013年06月09日 | 生物多様性 5月24日 佐伯市米水津の間越海岸でアカウミガメの産卵を確認しました。産卵数121個(内1個破損) (上陸・帰海の足跡) (産卵巣調査)
大分県ウミガメ産卵速報!(2013年5月31日現在) 2013年05月31日 | 生物多様性 今年の初上陸/初産卵は、予想もしなかった別府市関の江海岸で5月7日ごろ(推定)で調査記録がある過去10年で一番早い上陸・産卵であった。また例年に比べ一か月以上早い上陸であった。(去年の初上陸はのうさかの浜の6月16日)5月31日時点の上陸/産卵の集計は上陸数4回、産卵数4回でその詳細は以下の通り。 1.産卵日:5月7日ごろ(産卵確認が遅れたため産卵日は推定)産卵場所:別府市関の江海岸(人工海浜部) 産卵数:84個 産卵巣処置:移植保護 2.産卵日:5月22日未明 産卵場所:別府市関の江海岸(人工海浜部) 産卵数:128個 産卵巣処置:移植保護 (NO1 上陸・帰海足跡) (NO2 上陸・帰海足跡) (産卵巣) 3.産卵日:5月23日未明 産卵場所:佐伯市米水津、間越海岸 産卵数:121個 産卵巣処置:現状保護 (上陸・帰海足跡) (産卵巣) 4.産卵日:5月30日未明 産卵場所:佐伯市蒲江、元猿・のうさかの浜 産卵数:131個 産卵巣処置:移植保護 (上陸・帰海足跡) (産卵巣)
アカウミガメの放流! 2013年05月21日 | 生物多様性 産卵を控え沿岸を回遊中に定置網に迷い込み、一時保護していた雌のアカウミガメを米水津湾間越沖から無事放流しました。近日中に大分県のどこかの海岸で産卵すると思われます。 (直甲長86.5cm 直甲幅66.0cm 成体♀ 標識なし)
大分の海岸も産卵真近か? 2013年05月16日 | 生物多様性 5月15日にアカウミガメ成体の混獲があったばかりの米水津湾間越沖で今日もアカウミガメ♀成体の混獲がありました。 甲長900mm近い雌カメで産卵のため沿岸域に回遊したものと思われます。 このアカウミガメを含め保護中のアオウミガメ、タイマイ 計3頭を5月19日に間越海岸から放流する予定です。
産卵間近?間越でアカ♀混獲! 2013年05月09日 | 生物多様性 5月9日、佐伯市間越の定置網でアカウミガメ♀の成体とアオウミガメの混獲があり調査に行ってきました。 重量80kgを超えるため水槽ごとクレーンで引き上げ。 種:アカウミガメ サイズ:成体(直甲長835mm) 雌雄:♀ 標識:なし 種:アオウミガメ サイズ:未成体(直甲長760mm) 雌雄:♀ 標識:なし 今回混獲があった定置網は、間越海岸のすぐ沖に設置しており産卵間近のアカウミガメが3月頃より迷入することが多くなります。 定置網は正面半島すぐ沖にあり漁港の手前に間越海岸が見えます。
混獲のアオウミガメをレスキュー! 2013年05月08日 | 生物多様性 5月7日、間越の定置網に迷入したアオウミガメに標識を装着して放流しました。 <個体情報> 種別:アオウミガメ サイズ:未成体 直甲長505mm、直甲幅435mm 雌雄:不明 放流場所:佐伯市米水津間越海岸沖 装着標識:インコネルタグ 右前肢JP90022 左前肢JP90023
アカウミガメの標本完成! 2013年05月08日 | 生物多様性 去年2月蒲江、屋形島の海岸に漂着した未成体(甲長670mm)アカウミガメの生態標本が完成しました。このサイズのアカウミガメはなぜか大分県では多く発見されますが全国的には発見例が少なく、まだ謎だらけのアカウミガメの成長回遊を解明する手掛かりになるのではないかと期待されています。
大分市で津波堆積物の調査中! 2013年04月20日 | 生物多様性 私たちNPOの活動地である大分市東部のウミガメ産卵海岸のすぐ近くの湿地で津波堆積物の地質ボーリング調査を実施しています。 約3mの地層を採取し過去の地震による津波由来の海から運ばれた砂などの堆積物の量を調査し地震、津波の規模を分析、評価するものですが地下約2.5m地点に津波堆積物と明確に判別できる約15cmの砂質層があり、年代判定で約5000年前と聞いてびっくりです。それ以降の堆積物の年代は研究所に持ち帰り詳しく精査分析し評価するそうです。
2ヶ所の定置網でアオウミガメの混獲! 2013年04月15日 | 生物多様性 今日は佐伯市米水津の2ヶ所の定置網に2頭のアオウミガメが混獲され調査に行ってきました。 1頭目は鶴見崎、芳ヶ浦の定置で直甲長405mmの未成体。 2頭目は横島浦の定置で直甲長495mmで少し大きめのアオウミガメ。今年は水温が低いのか、ウミガメの混獲が去年より少ないようです。
ウミガメ産卵を前に・・・間越海岸の再生! 2013年04月11日 | 生物多様性 今年で3年目になる佐伯市と協働による間越海岸、砂浜再生事業を開始しました。今年度で事業は完了予定です。 2011年に事業を開始時は石だらけで急傾斜の砂浜でしたが見違える様に変貌しました。 なんとかウミガメの産卵期には間に合いそうです。