佐伯市蒲江地域には7ヶ所のうみがめの産卵が期待できる海岸がありますが、いずれも海岸環境が悪化し安全にうみがめの卵を守ることが出来ません。そこで唯一、産卵環境の安定している元猿海岸にうみがめ孵化場を設置し、蒲江地域の海岸で産卵したうみがめ卵をこの孵化場に移植する予定です。
私たちNPOがホームグランドの1つとして保全活動を実施している大分市の磯崎海岸は、2010年にウミガメが産卵していますが、工業地帯の工場群が隣接しウミガメ産卵環境として決して良い場所ではないと考えていました。しかしそれは私たち人間の目線で見た考えで実際ウミガメの目の高さで波打ち際から砂浜を見上げたらそう悪くない海岸なのかもしれませんね?