8月18日 土曜日から開催され、9月1日に閉会された南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ'07について少し詳しく書いていこう。
そもそもこのイベントに出るきっかけとなったのは、当時の井波町(現南砺市)の隣町の砺波市の森林組合施設関連・緑化関連イベントでカービングショー&講習会に招聘され、その会場に井波の彫刻家の先生が見に来てくれたことから始まった。
私の場合、まず彫刻の心得は全くなく、美術系の大学を出た訳でもない。全く亜流の彫刻であるチェンソーカービング普及人なのである。その時まで「井波=木彫刻の町」ということも知らなかった。芸術も美術も技術も関係ないところから始まっているのだ。それが、井波彫刻協同組合の常務理事の先生の目にとまり、井波彫刻まつりのゲストとしてカービングショーでよんでいただいた。そしてついに、4年に1度開かれている今回で4回目となる「木彫刻のオリンピック」と言われる名誉あるイベントに日本人として招待されたのである。
日本人枠は4名、+地元2団体からで、その4名は書類選考される。
私は井波彫刻協同組合さんからの他薦でその審査を通った。つまり簡単には出場できないのである。
そもそも「チェンソーカービング」が従来の木彫刻の世界に何とか認め始められたということだと思う。その影には、このチェンソーカービングをはじめた諸先輩方々の努力があったことを忘れてはいけない。特に伴先生は日展や日彫展への挑戦でかなりその名を轟かせた。今回も伴先生の友人という井波の木彫刻の先生方と多く知り合った。伴先生の素晴らしさを改めて感じたイベントだった。
海外の作家はそれぞれが個性派だが、その多くは抽象であり、または人物像であった。そのせいか、私に期待されるものは写実・具象物であり、動物や鳥・魚といった分かりやすい題材で、チェンソーカービングでなくてはならない。
総予算も大きく、東栄町で過去最大でかけた予算の数倍はあるだろう。また、ボランティアなどのスタッフの数がこれまた凄い。当然いくつか問題はあるが、全体としてとにかく物凄いイベントであることは間違いない。
今日の写真は18日の開会式である。会場には知事・市長をはじめ多くの来賓が来ており、中でも綿貫代議士本人が来られていた。何と、綿貫先生はこの井波がご自宅で、井波八幡様の宮司さんだそうである。
続く・・・・・
そもそもこのイベントに出るきっかけとなったのは、当時の井波町(現南砺市)の隣町の砺波市の森林組合施設関連・緑化関連イベントでカービングショー&講習会に招聘され、その会場に井波の彫刻家の先生が見に来てくれたことから始まった。
私の場合、まず彫刻の心得は全くなく、美術系の大学を出た訳でもない。全く亜流の彫刻であるチェンソーカービング普及人なのである。その時まで「井波=木彫刻の町」ということも知らなかった。芸術も美術も技術も関係ないところから始まっているのだ。それが、井波彫刻協同組合の常務理事の先生の目にとまり、井波彫刻まつりのゲストとしてカービングショーでよんでいただいた。そしてついに、4年に1度開かれている今回で4回目となる「木彫刻のオリンピック」と言われる名誉あるイベントに日本人として招待されたのである。
日本人枠は4名、+地元2団体からで、その4名は書類選考される。
私は井波彫刻協同組合さんからの他薦でその審査を通った。つまり簡単には出場できないのである。
そもそも「チェンソーカービング」が従来の木彫刻の世界に何とか認め始められたということだと思う。その影には、このチェンソーカービングをはじめた諸先輩方々の努力があったことを忘れてはいけない。特に伴先生は日展や日彫展への挑戦でかなりその名を轟かせた。今回も伴先生の友人という井波の木彫刻の先生方と多く知り合った。伴先生の素晴らしさを改めて感じたイベントだった。
海外の作家はそれぞれが個性派だが、その多くは抽象であり、または人物像であった。そのせいか、私に期待されるものは写実・具象物であり、動物や鳥・魚といった分かりやすい題材で、チェンソーカービングでなくてはならない。
総予算も大きく、東栄町で過去最大でかけた予算の数倍はあるだろう。また、ボランティアなどのスタッフの数がこれまた凄い。当然いくつか問題はあるが、全体としてとにかく物凄いイベントであることは間違いない。
今日の写真は18日の開会式である。会場には知事・市長をはじめ多くの来賓が来ており、中でも綿貫代議士本人が来られていた。何と、綿貫先生はこの井波がご自宅で、井波八幡様の宮司さんだそうである。
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