産総研 その２

その２
２日目　①タツノオトシゴ　②パームツリー　③車
である。特に③車のオーダー条件は一升瓶をモチーフにしたスポーツカーである。
難しい・・・。パームツリーも難しい。
でも結構面白かったのは確かだ。

これら６体の作品はそれぞれ研究に関連しているようだ。

ところで今日、新たに龍神・彫刻競争の最新情報のブログをつくったので
必要な方はチェックしてほしい。極秘情報も入っている。
http://blog.goo.ne.jp/ryujincarvingrace/

広島県呉市産業技術総合研究所イベントの１

広島県呉市　独立行政法人産業技術総合研究所　中国センターの公開イベントでカービングショーをおこなって今年で２年目。この研究所は今や最先端の「エコ研究所」となっている。例えばバイオディーゼル燃料や発光生物からの発光体利用研究など、幅広い。チェンソーアートも杉を使っておこなう産業のひとつ？？
杉を使ってバイオマスでアルコール燃料も研究している。
そこで今年は１０月１９，２０日（金、土）の２日間、１日３体づつ計６体を彫った。特別な注文品が多いので楽しい。
写真は１日目、①イノシシ　②コアラ　③くらげ　である。
くらげは少し悩んだ。

スギコレクション2007ｉｎ都城

スギコレクション2007ｉｎ都城という杉材を豪華に１０リューベ使用した作品コンテストが宮崎県都城市で行われた。賞金もグランプリだと高額。このイベント自体は宮崎やまんかん（山の神）祭りの一つで、このイベント自体には弊社の契約アーティスト永井君がショーを行った（１０月２１日）。私はスギコレのエントリー作品の中の入賞１０点作品の実現化作業の１作品を頼まれ、徳島県那賀町のイベントが終わったあと宮崎入りし、１０月１６，１７日（火，水）の２日間で作業を行った。つまり、私が作業したあと入れ替わりに永井君が宮崎入りしたわけだ。
　この作業は思ったよりたいへんだった。まず、杉の板を既に張り合わせた形が存在しており、それは大工さんが頑張って積み上げた、言ってみれば集成材のようなもの。杉なので大丈夫だろうと思っていたら、ボンドが研磨剤の役割をしているのと、フィニッシングと呼ばれている金具（細い釘みたいなもの）と、完全に天日乾燥された固い杉板のトリプルパンチで、刃が２分ともたない。結局、ハスク・ゼノアのご協力のもと、根切りチェン・鉄切りチェンを用意してもらって全体力を使って２日間の作業をおこなった。大工さんやその作品作家で建築家の川村氏も手伝って、何とか形になった。
後で、結果を聞いたら見事グランプリ獲得！そしてピープルズチョイスもぶっちぎりで獲得したそうである。ホッとした。よかったよかった。感謝！