チャチャ探し

雨なのでデスクワークをしていると、妻が愛犬チャチャとの散歩から帰ってきた。
チャチャは収縮リードを付けたまま逃走したらしい。
とにかく家の生活には満足しているハズなのだが、猟犬出身の彼女にとってはやはり山の中を駆け回りたいという願望は捨て切れていない。
最初はすぐ見つかるだろうとタカをくくっていたのだが、暗くなってきても見つからない。これは、たぶん山の中でリードが絡まって帰れないのだ。いや、犬としての役割が終わって宇宙に帰って行ったのだ・・・。のどちらかだろうと思った。後者であったなら、納得するが、前者で苦しんでいるのであれば今夜は徹夜で山狩りをしなくてはならないと思った。
・・・・・・・・やはり冷静さをかかしていたのだ。
静かに耳を澄ませば、チャチャの鼻声が聞こえるではないか。それもすぐ側で・・・。そこに気づいたのは既に真っ暗になった頃で、背より高い藪。ススキ＋セイタカアワダチソウ＋野バラ＋ヤマウルシという最悪な藪だ。
そこへ分け入り懐中電灯で声のする方へ。でもバラとススキで前へ進めない。でも声をたよりに無理矢理進む。
「いたいた、チャチャいた！」
チャチャも思わず「やっと来てくれたんだー」ってな具合に喜んでくれた。
思ったとおり、リードが複雑に絡み、なかなか外せない。
やっとの思いで外すと、何と出口が分からない。
空を照らし、地形を確認し、チャチャを抱き上げて一気に脱出。
その時、チャチャは山中響き渡るような悲鳴をあげた。（抱っこが大嫌いなので）こんな声が出るならもっと早く出せよ！

宇宙に帰ったと思って諦めていたら、冬が来て、藪が枯れた頃に可哀想な姿で発見されたかもしれない。とにかくよかったよかった。

少し冒険チックだったなあ。　でもヒヤヒヤもんだったなあ。
お風呂に入れてキレイにしてあげて、その日はグッスリ眠りましたとさ。


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ちょっとだけ書きます

インドでここの所、毎月自殺者が１千人以上。それも農民。遺伝子組み換え作物・種子が原因となった大量自殺である。・・・・報道されていない。
農業用化学合成毒薬＆遺伝子組み換え作物の世界流通は、武器・麻薬・戦争・原発・食肉・医療などなどとつながっている。
隠れ蓑が多すぎて、良い事のように報道されたり、正当化するための嘘っぱち講演なども多く行われている。（特に農業関係はヒドイ）
みんな、だまされるなよ。本当にコワイのは、分かりやすい悪ではないのだ。
善人の顔をして、裏にある大市場を合法の名のもとにどうどうと生きている産業界こそが、今一番考え直さないといけないものであることを、悟って欲しい。
「我良し」では、すでに世界中の子供達の笑顔は得られない。我々が何を止めるか（我慢するか）・・・から始めましょう。まず肉を食べるのを止めようね。