カーバー・レクイエム

東栄大会　素晴らしい世界大会でした。
「世界大会」にはいろいろありますが、東栄は「チェンソーアート世界一大会」です。
・何と言っても規模が世界一
・誰でも出場できる間口の広い国際大会
・伝説のゲスト海外アーティストが来た
・１０年続けている長い大会
・ほとんどがボランティアで運営されている
など、どれをとっても素晴らしい要素です。

今回、東栄大会の会場で私の友人、また生徒であり、倶楽部員の深瀬紘之進さんが
天界に戻られました。心より、お悔やみ申し上げます。
突然のことだったのでショックを受けましたが、今は多くの方にこのメッセージをお伝えしようと思えるようになりました。
彼は、たいへん努力家で、今回の大会のためにたくさん練習をされていました。
東栄町に下見にいかれるほど、気合いが入っていて本当に楽しみにされていました。
一番楽しみにしていた東栄の会場で多くの仲間のいる場所で、チェンソーの音を聞きながら逝かれました。
どうか、カーバーの皆さん、彼の分まで安全で楽しく、正しくカービングを続けてください。御願いします。

全ての選手が、その死を悼み、メイン競技終了とともに「チェンソー葬」を実施しました。
各選手は一番大きなチェンソーにエンジンをかけ、西の空に向かい１０秒間、７０台のチェンソーがいっせいに鳴り響きました。
そのレクイエムは深瀬さんに届いたものと信じています。

合掌。

世界一のカーバーたちが集まった暖かい大会でした。
それと、太田君、優勝おめでとう！　喜多さん、MASTERSチョイス　おめでとう！




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地球のために。