CHAINSAW ART JAPAN・ケイジの仕事記録

木を切るチェンソーで木彫刻。チェンソーアートジャパン・ケイジの仕事などを記録したブログです。

熊が出迎える・・・自由空間なかむら屋での個展終了

2010年10月20日 | 少し前のチェンソーアート関連
自由空間なかむら屋での作品展が終了しました。
のべ200名ほどのお客様が詰めかけ、大感激です。
自由空間なかむら屋の女将は声楽歌手。
自宅を開放しての空間提供が話題を呼んでいます。
海外では結構あるのですが、日本では未だなかなか無い取り組み。
自宅で一般住宅をギャラリーにしたりイベントホールにしたり・・・。
とにかく女将をはじめお手伝いいただいたご友人の方々、そしてお客様に感謝・感謝です。

玄関では熊たちがお出迎えしました。

そう言えば今年は我が村にもツキノワグマがよく出没しています。
私の家のすぐ横にもいました。でも龍神村近辺では麻酔銃を使用し、鑑札をつけ更なる山奥へ逃がしに行きます。
私はそれすら必要ないと思っていますが、たまには被害に遭う人もいるので仕方ないかとも思います。
でも、基本的に熊の習性を知っていればそんなに危険な生き物ではありません。
ただ、蜂蜜を狙いに来ているようなので、和蜂を育てている人には少し嫌われています。
今年は異常気象も手伝って、例年より木の実や昆虫類が少ないのも確かですが、保護されている熊たちが順調に増えたのかもしれません。個体数が増えてくれば、どうしても毎日長距離を動き回るツキノワグマは目に付く所にも出てくる可能性が高くなってくることも事実。早く森林を、人間の経済活動だけでなく動物たちの住みやすい森に戻していくことが急務でしょうね。
そのためにも、我々チェンソーアーティストは杉の木を使い、それを購入しいてもらって、また木を買って、そのお金で森林を管理・育成していただくよう活動を続けていきましょう。千葉にあるチェンソーアート愛好会のフォレスト・ベア・クラブさんのコンセプトにもあるように「熊の住める森を増やそう」ですね。
私の友人でドイツの森林警備隊員アンドレアスの管理している森には大陸オオカミが1家族還ってきたそうです。これで森林はほぼ完璧な生態系が戻ってきたそうです。日本には既にオオカミがいませんが、熊も含め全ての生き物たちがあって、豊かな森林なのです。そこから恵みをいただき、この人間社会が生きていけるのだと実感しています。


城所ケイジの推薦図書
「葬られた第二のマクガバン報告」是非、熟読してみてください。人生が変わります。

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