ドイツ 7月18日 木曜日 朝アパートの玄関を開けるとフロリアンからのメモがあった。緊急 今日中にミミズクを1体彫って欲しい。友人からの依頼だが、私は忙しいのでできれば頼みたい・・・みたいな内容。高さ70㎝程度。さっそく仕上げて依頼者本人に渡した。
たいへん喜んでくれた。あくる日の19日が身内の誕生日でそのプレゼントだそうだ。
同じ日、私たちのアパートの隣人宅の双子の女の子の誕生日でやはりパーティだった。
これもまた、知ったのがその日で急だったので持参していた和柄の髪飾りをプレゼントに仕立てた。アメリカでもドイツでも誕生日パーティなど多いので、お土産の中に年齢問わず渡せる和柄グッズを多く持っていくことを強くお薦めする。
それにしても今年のドイツはプレゼント用の作品依頼がやたらと多い。プレゼント用なので予算が低価格で品質もそこそこで良いと言われるが、少しこれにはいささか疑問が残る。 安くてそこそこの作品ばかりを販売していると「チェンソーアート」自体の低価格化と「それならいらない」的な現象を起こしてしまう可能性があるからだ。
それにしてもやはり家は大きく飾る場所があるので、「プレゼントにチェンソーアート作品を」というブームも良いのかもしれないな~。
↓塗装前 素彫り状態