◆博覧会協会は、会場の建設費が最大2350億円になる見通し
◆誘致した当初は1250億円と想定していた
◆20年12月に1・5倍の1850億円に引き上げた
ネットの見出しからすると、25年までにもう一段アップすると思った方がいいだろう。2500億円前後だろうか。こうなったらどんどん膨らんでいくだろう。それよりも大阪カジノの方がより深刻だ。
<読売ONLINEより>
◆カジノ予定地は人工島・夢洲の万博会場隣接地で、近く工事に着手
◆2025年春頃にカジノやホテルの建設を本格化させ、30年秋頃の開業
◆大阪市中心部と夢洲を結ぶルートは、橋とトンネルの各1本しかない
◆IRは1兆2700億円の投資が見込まれ、当初から1900億円増額
◆本格工事前であれば、違約金なしで撤退できる「解除権」が盛り込まれた
以上の状況を踏まえると、「現時点で事業実施の可否を最終判断できる状況にない」とする事業者側の要望にもあるように、撤退するという事業者の経営判断に傾くのではないだろうか。誰が考えたって 絵に描いた餅 よりひどい事業だろう。大阪都構想といい、ガキの使いじゃあるまいし、もう少し生活感のある現実的な政策ができないものか不思議でならない。