途中の朝市で馴染みとなったSさんと会話を交わし、珍しい野菜を買う。ほかのお客さんには内緒でサービスしてくれるのも毎度のことだ。
いつものことながらあちこち寄り道するので、ヨットにたどり着くのは昼前となる。食事の後で、今日は銀杏をあらよっと炙って食べる。
YouTubeでは、キャンピングカーにまつわる話題が多く見受けられる。特に若い女性のキャンパーが増えてきたようだ。つまるところ、札漠とした都会から自然への静かな回帰が始まっているのかも知れない。失われた２０年とか非正規とかを創り出してしまった世の中から、若者を中心に逃避行が始まっているのかも知れない。
そして、中高年は相変わらず密集した都会から離れることが出来ず、年老いて入居した老人施設で一生を終わるのだろうか。健康寿命を気にしながら自問自答を繰り返す。
