ロングキールを艫(とも:船尾)でYビームの桟橋に入るのは相当難しい。播磨に係留していた時は50mほどから真っ直ぐにバックして入っていたが、西宮では10数mしかなく至難の業。スターンから飛び降りて力任せにYビームに引きづり込んだ。風があったりしたらとても一人では無理だった。時折小雪や霰が舞い散る中で、愛艇の大好きなチークオイルをたっぷり塗った。体力がなくなってきたので仕事も休み休みで”ひねもすのたりのたり”を地で行ってしまった。