

写真は9/18の朝日新聞と読売新聞の比較である。
一見してわかることは、候補者のポーズである。誰が見ても岸田氏と高市氏は不利なポーズに見えるだろう。岸田氏のひょっとこ見たいなとぼけた顔と高市氏の女狐のような鋭い目つきは印象的だ。二人とも下を向いている。どうみても暗いイメージが付きまとう。
キャッチフレーズでも、「党役員に若手登用」「防衛予算を増やす」と、とても庶民感覚とは相いれない時代錯誤のフレーズだ。高市氏に至っては、今にも北朝鮮の金与正と戦争を起こしかねないような形相に見えて仕方がない。方や河野氏と野田氏には格別の思い入れがあるのか、明らかにベストショットである。
新聞社がここまで党の総裁選挙を持ち上げるのは如何なものだろうか。とはいえ、法律上はこの総裁選挙の勝利者が日本のリーダーになるのだ。野党にも言えることだが、日本のリーダーがこんないい加減な方法で選出されていいのだろうか。新聞社はそこを追求すべきではないのか。同じ土俵で変な紙面を作る新聞社には呆れて言葉が見つからない。