「平和時に自ら主権を放棄した宰相、日本の戦後外交史に残る失敗」と竹内元外務事務次官が記事で断言している。政治の話だから何が真実で何が虚偽なのか皆目わからない。また、竹内氏は自民党政権にべったりの姿勢で、タカ派的な色彩も見られる。そして、北方4島が変な方向で決着してしまったのは事実のようだ。(6/1朝日に載った記事を参照)
北海道の根室で記念館が建っている。その中に入ると、嘗ての4島の自然の美しさが映像等で残されている。それによると、自然の動植物の楽園だったことが分かる。皮肉にも日本の手を離れてその自然が温存されてきたのである。だが、ロシアの占領と開発ラッシュで今後どう変貌するか予断を許さない状況だろう。