ちゃんと見てますよ、とヒヨドリが睨んでいる
新しい元号が忖度された末に決まったのはいいが、「縁起がよくない」という意見も
無く決まってしまったと中国思想史専門家が指摘した。
普通なら令和の組み合わせはしないそうだ。そして、咲き誇る花ではなく落ち行く花
を詠んだ中国の漢詩が元だという。踏んだり蹴ったりである。周りの連中が『忖度』の限りを尽くす挙句、必要のないどうでもいい有識者を集め、反対意見にも耳を貸さず、殿が望んでいる案に無理やり持って言った挙句である。
中国研究の大家は、「令和」以外は文句のつけようがないとまで言わしめた今回の顛末は、あの森友加計に続く『忖度』の典型事例として後世に引き継がれることになる。今回の件に関係した経緯を記録した文書が廃棄されないことを祈るばかりだ。