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福島第一原発事故はどうして起きたのだろうか1/6

「僕はね、日本でも同じことは必ず起きると思っているんです」
松岡信夫氏のことば(市民エネルギー研究所代表、1993年6月没、出典:朝日夕刊 )

2011年3月11日福島第一原発事故(写真=NHK)

◆二つの大規模な原発事故を無視し、安全対策に真摯に向き合わなかった。
◆人間は必ず失敗を起こす。だから、失敗しても大丈夫な安全装置が不可欠。
【スリーマイル島原発事故】
1号機は使用済み核燃料を炉心から取り出してから廃炉作業に着手するが、当面は放射能レベルが下がるのを待つため、冷却塔や建屋の解体が終わるのは79年の予定だ。費用は1号機だけで10億ドル(約1千億円)以上かかるとしている。1979年に炉心溶融事故を起こした2号機は、溶けた燃料はほとんど取り出されているが、1号機の運転停止を待って廃炉にする予定で、建屋や冷却塔は残っている。2号機を所有するファーストエナジー社は2041年に解体を始め、53年に終えるとしている。
【チェルノブイリ原発事故】
1986年4月26日、ウクライナ北部のチェルノブイリ原子力発電所で起こったメルトダウンは、最終的に9,000人以上の命を奪い、数百万の人々に影響を及ぼした大惨事となった。ソヴィエト連邦(ソ連)は、現地に600万人もの人間を送り込んだ。彼らのうち4,000人以上が、放射線に起因するがんで死亡した。そして別の70,000人が、被曝による身体障害を負っている。ベラルーシの核物理学者であるワシリー・ネステレンコは、「事故当時下部水槽からの排水を成功させた 3名の功績がなければ推定でTNT換算3 - 5メガトンにも達する巨大な水蒸気爆発が二次災害として発生し、欧州全域が数十万年にわたって居住不可能となる事態が避けられなかっただろう」と述べた。(参照:Wikipedia、朝日他)
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