東京・荒川区では感染し自宅で療養していた50代の男性が亡くなったが、男性は糖尿病で重症化のリスクにもかかわらず保健所が健康状態を把握できていなかった。10日前感染が確認されたあと、自宅で保健所からの連絡を待つことになった。 (NHK)
当該保健所を責めることはできないが、完全な医療崩壊による人災である。東京オリパラによる被害ともいえる。オリパラをする位なら、その人数をその手間暇を医療の方に向けられたはずだ。IPC会長は、日本だから開催できたと言ったが、よその国では自国民を犠牲にしてまで開催する馬鹿な指導者はいないということだ。アフガニスタンでも、日本だけが500人を見捨てて、たった一人のみの救助と世界から嘲笑されてしまった。脳天気にオリパラを開いてこの様だ。国もメディアもこのことに触れたがらない。
今や医療崩壊の真っ只中で、アホみたいに総裁選挙一色である。そして経済界は、経済復興しか頭にない。為政者は国会を閉じてオリパラの扉を開けてしまった。正に歴史の汚点であるが、そのことを問い正す新聞は殆どない。