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寝ながら考えた。
軟弱地盤をものともせずに突き進む国策に最高裁までもお墨付きを与えて万事休すというニュースが駆け回る。どっこいそんな民意を無視した最高裁にNo!を突き付ける方法がある。沖縄県民に民意を問うのである。圧倒的多数の民意があれば、いかなる法治国家の最高裁といえども民主主義を唾棄するような裁決は否定されるであろう。もしも民主主義に悖(もと)る行為をするならば、最高裁自体の権威を冒とくし自壊するだろう。
国家は金銭に糸目をつけず強硬な介入で民意を捻じ曲げようとするはずだ。だが、沖縄県民が琉球の民としての尊厳を守り通すならば何も恐れることはない。天は琉球を見放すことはしない。そして、数限りない神風が辺野古開発を困難なものするに違いない。
そんなシナリオを夢の中で考えていたから、飼い主のカメラにも気づかなかった。