小さいときは頬っぺたまで黒くて、犬というよりタヌキに近い。前脚だけが白いソックスを履いたような毛色で、表情からも性格は大人しそうである。ずんぐりむっくりだったせいか、雌だったからか最後まで飼い主が決まらず、気まぐれに覗いたのが縁で我が家にやってきた。性格は至ってマイペースで、飼い主にも付かず離れずの関係だ。但し、病気したり怪我したりした時は、飼い主に頼るように従順な仕草をみせる。動物病院では大人しく注射もへっちゃらで、先生から褒められるほどだ。