飾らない 素直な 自分らしい毎日に乾杯!

鬼も十八山茶も出花、犬も歩けばなんとやら

2008年2月10日撮影とあるので1歳と3カ月である。人間だと18歳を過ぎたころらしい。このころが一番の出花だったんだなーと懐かしむ。散歩に行くと、通りすがりの人から可愛い子犬だとよく声をかけられた。

体を洗うのに、衣装ケースにお湯を張って、その中で浸けて洗っていた。その時ばかりは本当に嫌だったようで、数分間はしきりに反抗の態度をみせていたが、途中から観念して従順になってくれた。洗い終わった後はご褒美があるのを知っていて、嫌だった洗いも直ぐに忘れてじゃれついていた。

飼い始めた頃に一度だけ歯を剥いて怒ったことがあったが、それ以来怒ったことはなかった。気の優しい犬だったのだろう。咬むこともないので誰にも安心して撫でてもらうことができた。ただ、胃腸が丈夫ではなかったのか、6㎏前後で太るということがなかったので、豆柴よりは若干大きめの小柴ということにした。

どこの犬でも同じなんだろうが、餌の種類を何度も何度も変えてみた。新しい餌も何日か経つと飽きてしまうようで、お腹が空いても食べない頑固なところがあった。亡くなって早一週間が経つと、生前を懐かしむこともできるようになったし、末期の水の話もLINEにできるまでになった。これも日にち薬なんだろうと想う。
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