厚労省が大規模に実施した抗体検査の結果が出た。
(注:「ワクチン神話を疑え!SARSで17年ワクチンができないわけ20200624」に、厚労省のおかしな指摘有り)
東京 1971人中2人(陽性率0.10%) ⇒13,943人
大阪 2970人中5人(陽性率0.17%) ⇒ 5,049人
宮城 3009人中1人(陽性率0.03%) ⇒ 691人
5月末の感染率
東京 0.038%(5,236人)人口13,942,856
大阪 0.02% (1,783人)人口 8,823,453
宮城 0.004%( 88人)人口 2,303,160
大規模に実施した割に、期待した数値が出てこなかった。
東大を中心とした研究機関の調査では、0.7%であった。
人口で計算すると、9万人である。厚労省の1万4千人とはあまりに違い過ぎる。
<感染率と陽性率を比較>
東京 0.038% 0.10% ⇒2.6人に1人が感染した、、、???
大阪 0.02% 0.17% ⇒8.5人に1人が感染した
宮城 0.004% 0.03% ⇒7.5人に1人が感染した
東京は人口密度が大きいのだろう、、、が、逆に人口に対して陽性率が低いために、
感染率が高くなってしまった???不思議な数字だ。門外漢が言うことではないが、
厚生省でも首をひねる数字だろうと察する。
全世界に広まった新型コロナウイルスがアジアでは広まらない謎とともに、一筋縄
ではいかないということなのだろう。慶応や東大の調査との比較や新たな専門家に
よって本格的な疫学調査が実施されるのを待つしかない。