ヒゲGの田舎暮らし日記「自遊空間」

第2の新世界に飛び出したオヤジがくりひろげる苦悩と笑い、喜び、ボヤキをお届けします。(編集長のひとりごとver.2)

四川麻婆ブラックラーメン・麺家いろは

2013-06-21 21:03:12 | ラーメン京都
今夜は家内が呑み会、娘も夕飯は食べて帰るというので、じゃーそれならと京都駅ビル10階の垃麺小路に寄った。

垃麺小路は中国人旅行客の観光(夕食)コースになってるとみえて、最近は中国からの客も多い。店側も中国語や韓国語の案内も併設されてきたようだ。

で、今夜は「麺家いろは」さんの富山ブラック。ならぬ、富山ブラアックと陳健一の四川麻婆がコラボした「四川麻婆ブラックラーメン」(¥850)。



富山ブラックの味は一度は食べたことがあるが、さてさてこの味と鉄人陳健一の四川料理が結合したらどんな味になるのか?普段は担担麺やジャージャー麺はあまり食べない私だが、まあいいかと富山ブラックではなく、こちらを選んだ。あわせて一口餃子(\350)を頼んだ。
麺家いろはでは、今、全国のチェーン店でこの「四川麻婆ブラックラーメン」をチェーン店で展開しているときく。

さて、出てきたのがこれ。
真っ黒なスープの上に麻ラー油とゴマの浮いたいかにも辛そうなヤツ。
まず、スープからすすってみる。強烈な辛さ。
トッピングには甘辛く炒めた挽肉、きくらげ、青梗菜にもやし。
麺は中くらいの太さだが、ブラックスープを吸って黒くなっている。



麺はツルツルっとして美味い。見事にスープの旨味が滲みている。
食べていくと、徐々に魚系の味のするまろやかな醤油味が麻ラー油の辛さと混ざり合っていく。ブラックラーメンのスープは能登半島付近で作られる魚醤・いしるを長く煮込んだもの。
いしるはタイのナンプラーやベトナムのニュクナムと同様、いわしやイカを発酵させたもの。
この魚醤を長く煮込むと、醤油の角がとれてまろやかで魚の旨味のするスープになるという。挽肉もこの甘辛のスープとよくマッチしている。まあ、辛いので食べるのに時間がかかった。頭に汗ビッショリだよ。トッピングも良く考えられてた。

・スープ   ★★★★
・麺     ★★★
・トッピング ★★★
・サービス  ★★★

ついでに、一口餃子(\350)



焼き餃子6個にネギが乗っているのだが、特にこだわりの味が感じられず、ちょっと高いかな?王将の方がイイ。

ところで、麺家いろははトーキョーラーメンショーで4年連続で優勝し、今や富山ブラックラーメンを全国メジャーに押し上げたラーメン屋であるが、これには訳があると思う。
何故かっていうと、我々関西人にとっては、ブラックラーメンのあの黒いスープは関東のそばをイメージし、まず見映えから苦手と感じる。薄口の醤油でとったタレはラーメンの色を左右する。あわせて麺が黒いスープで滲みて黒くなっているというのもやはり苦手。
ブラックスープはすすってみて、割とあっさりしてこれ美味しいっていうことになる。
関東の人にとってこの黒いスープはなんら違和感がなく、素直に入っていけるのではないか。
そこに人気の秘密があると思うのですが…

ちなみに、今後はラーメンのカテゴリーは最近はチェーン店がいろいろ展開しているので、食べた場所で京都、滋賀、他府県のカテゴリーで分けます。

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