ヒゲGの田舎暮らし日記「自遊空間」

第2の新世界に飛び出したオヤジがくりひろげる苦悩と笑い、喜び、ボヤキをお届けします。(編集長のひとりごとver.2)

なんで?政権与党がそこまで姑息やねん。

2013-07-06 17:49:52 | 政治
選挙公示前に記者クラブで政党党首討論会が開かれた。
たぶん、ニュースステーションだったか?

冒頭、共産党の志位さんが自民党から建設業界への企業献金の依頼文書を入手したとして発表。
同封の自民政治連盟の文書は献金額4億7100万円と記載され、志位委員長は莫大な公共事業の引き替えとこれは請求書ではないか?未だにこんなことやっているのかと詰め寄った。
安倍総理は関知してないとノラリクラリ。
‥やはり自民党っていうのは利権集団だよねえ。

各党首から安倍総理への質問が集中した後、記者団からの質問時間に移った。
ある年配の記者から安倍総理に歴史認識を問いただす。
「朝鮮半島を植民地支配したのかどうか」「中国大陸を侵略したのかどうか」。
安倍総理は「その判断と定義は歴史家に任せる」と内閣が明言するものでないと逃げようとしたが、
すかさず記者は歴史の判断は政治家がすべきものであって、かつて中曽根総理も国会で明確に答弁されていますよと返す。
(安)言ってません。 (記)言ってます。(安)言ってませんよう。の押し問答が続いた。

これで討論会の様子は終わり、中曽根総理の国会での答弁の様子が流される。
共産党の東中議員の執拗な追及に、中曽根総理は「朝鮮半島の植民地支配はあった」「中国への侵略は事実だ」との答弁の鮮明な映像。
コメンテーターも「笑っちゃいますね」と苦笑した。

実はこれが政権与党でありながら、自信もなく姑息で卑怯な手段を展開して、参議院選でも票をかっさらうというのが見え見えなのだ。
村山談話を継続しているのが安倍内閣の歴史認識の立場だと言いながら、植民地支配と侵略の歴史の事実を認めようとしない。

アベノミクスの三本の矢でこれだけ景気が変わったというが、円安で儲けたのは電機や自動車産業などの大企業と投資家だけ。景気浮揚は中小企業や我々庶民には全く届かない。
結局、アベノミクスなるものは大企業の方に向いてて、国民のくらしの方に向いてない。
自民党にとって大企業は献金をくれるお客。国民は不平を述べるクレーマーにしか映ってない。
本当にこの党は国民の暮らしをどうするかという日本の将来よりも自分たちに今得られる利益にしか目が向いてないようだ。

かつて自動車産業が好調の時でも儲けは内部に留保し、そこに働く労働者には一切回ってこなかった。そして今、食料品や電気などの値上げの波が押し寄せている。
結局、歴史認識、憲法改正、TPP、消費税、原発問題、東北復興など何も説明を受けないうちに選挙に突入しちゃってる。

政権与党がこんなにも姑息な手段で選挙を勝利しようとする。
で勝利したらなんでもありは絶対許せないです。
誰か、共感する人SNSで伝えてよ。

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