先日、道の駅立花へ行きました。特に買い物が目的ではなく、家から15キロばかりのミニドライブです。こじんまりとした道の駅です。
新しくできた食事処。飲食部門が苦戦している道の駅が多い中での新設です。農産物加工所も兼ねています。
帰りに八女伝統工芸館に寄りました。入口にある巨大な石灯篭は高さが10.5メートルもあります。石灯篭は八女の伝統工芸品です。九州近辺の石橋や石碑などには八女特 . . . 本文を読む
このあたりは植木の圃場林です。ハイキング気分で舗装道を歩きます。
視界が開けたところに出て来ました。この写真は別の日のもの。ここから先は柿畑が続きます。
柿畑の中にも道案内。東西に延びる耳納連山の麓を歩くので、迷うことはありません。
柿の収穫は終盤に入っていました。
果樹は稲作のように機械化はできず、人の手が頼りです。
柿畑は山裾のこの . . . 本文を読む
歩いてきた道を振り返りました。漆喰の土塀は寿本寺。往還から一筋南へ入った小道は人通りもなく静かです。
木々の向こうに水色の大きな建物があります。
正面にまわりました。旧中野病院です。大正初期に建てられた木造2階建てで、いかにも大正の雰囲気を漂わせている堂々とした建築物です。修復時はだいぶ傷んでいました。
いまは「山辺道文化館」として公開されています。国登録の有 . . . 本文を読む
秋の便りにはまだ早いのですが、昨年の秋に草野町を歩いた時の写真を掲載します。10月と11月、草野の街並みから耳納北麓に広がる柿畑の風景を楽しみました。枚数が多いので3回に分けて投稿します。
草野町は久留米から日田へ行く往還のうち、山辺の道の宿駅として栄えました。江戸時代には街道沿いに様々な生業を営む民家が連なっていました。通りの恵比寿さんの後ろには火の見ばしごが残っています。以前は上に半鐘が . . . 本文を読む
久留米市美術館で「南薫造展」が開催されています。この画家については今回初めて知りました。南薫造は、いまの広島県呉市の生まれ。1902年に東京美術学校に入って岡田三郎助に師事します。同じ時期に久留米市出身の青木繁も同校に在学していて、黒田清輝に学んでいます。
卒業後に二人の歩んだ道は大きく異なりました。青木は失意のうちに放浪生活を送り、若くしてこの世を去ります。南は卒業後イギリスに留学し、欧米 . . . 本文を読む
九州国立博物館には専用の駐車場がありますが、私はいつも太宰府天満宮の参道を通って博物館へ行きます。やはり人出は少ないですね。行列ができる人気の梅ヶ枝餅店も客はまばらでした。
御神牛の前から本殿へ向かう参道の鳥居。博物館へはこの先から右へ入ります。
楼門の前で。夏の風景です。掲げられた揮毫や画を見ていると、小学生の時の夏休みの宿題を思い出します。
楼門から見た本殿。参詣人は . . . 本文を読む
太宰府の九州国立博物館で「皇室の名宝」展が開催中です。宮内庁三の丸尚蔵館に所蔵されている皇室のコレクションの中から百点近くが展示されています。各地から献上されたものや皇室に古くから伝えられてきた史料や書画、美術工芸品など素晴らしいものばかりです。
展覧会は二つの章立てで構成されています。
第一章は「皇室の近代を彩る」と題して、九州ゆかりの献上物や帝室技芸員の作品などです。 . . . 本文を読む
この日は草野町の「世界のつばき館」へ。少し前までコロナ禍の非常事態宣言で休館していました。
入り口の上にある紋章は、久留米つばきの「正義」をデザイン化したものです。
オフシーズンのいま、ガラスハウスでは中国原産のアザレア椿が咲いていました。椿には珍しく7月~10月にかけて花を咲かせます。紛らわしい名前ですが、れっきとしたツバキ科ツバキ属の花です。一重咲きで . . . 本文を読む