田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

「世界のつばき館」で春の椿展

2025年02月25日 | 季節の花巡り

 草野町の世界のつばき館で「春爛漫椿展」が開催されています。

 春爛漫には少し早いですが、百品種以上の椿の切り花が展示されています。近くにあるつばき園で採取したものです。何点か紹介します。

 「ジェリー・ドナン」

 「加茂本阿弥」

 「スイート・エミリ・ケイト」

 「シナモンシンディ」

 つばき園には500品種の椿があるそうです。少し前につばき園に行った時は山茶花や寒椿のほかは開花している椿は少なかったです。展示されている椿はまだ蕾の時に採取したものでしょう。

 「笑顔」

 「ハイドゥン」 ベトナムでは旧正月を祝う花だそうです。和名は海棠椿。

 「美土野」

 「玉椿」

 ガラスハウスの原種椿も咲き始めていました。

 「キンカチャ」 金花茶

 「ヒルスタ」 キンカチャの仲間

 「ユキツバキ」

 「ヤブツバキ」 日本の椿の原点です。

 「ロゼフローラ」

 つばき館を出て近くを歩きました。草野町は中世時代にこの地方を治めた豪族、草野氏の城下町でした。正面の建物は旧中野病院。大正期の建築です。

 私は春と秋によく草野町を歩きます。味わいのある街の表情や、耳納北麓の風景が気に入っています。

 草野町の本通りです。ここは山辺の道の宿駅でした。このまま東へ進むと、筑後川沿いに久留米から日田へ通じている日田往還へ合流します。

 2月も過ぎ去ろうとしています。そろそろ暖かくなってほしいですね。二十四節気のひとつ啓蟄ももうすぐ。今年は冬が長かったので、虫出しの雷を合図にあちこちへ出かけたい気分です。

 

 

 

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