先週は昔、青森県の弘前市へ行ったエピソードを投稿した。弘前公園の桜もそろそろ終盤ではないだろうか。たまたま昨日、小林秀雄の本を読んでいたら、「花見」という題の随筆に弘前城の桜の話が出ていた。少し紹介したい。
昭和39年、小林が文藝春秋社の講演会で弘前を訪れた時のことである。当時、文藝春秋では数人の作家を一組にして、各地で文化講演会を開催していた。講演を好まない作家でも、文士仲間との講演旅行で . . . 本文を読む
半年前から朝食後に軽い散歩をする習慣がつきました。一日が始まるという気持ちの切り替えの積りです。この春からはもう一つの習慣が加わりました。それは、散歩のあとに10分間だけ庭の草むしりをすること。
庭といっても何の造作もせず土が剥き出しの空き地なので、夏の間は生い茂る草との戦いになります。昔は芝を張ったりアジサイを植えたり手入れをしていたのですが、年とともに腰痛が出て、熱射病も怖いので夏の間は . . . 本文を読む
数日前のテレビで弘前公園の桜が紹介されていた。弘前城を中心とする広大な公園で、2,600本の桜で埋め尽くされる、東北でも有数の花見の名所である。その中継映像を見ていて、昔この城を訪れた当時の出来事を思い出した。
50年前の話である。秋の半ばに仕事で弘前市に出張した。その頃ある企画を進行中で、上司から弘前を見て来いと言われたのである。その日は午後遅くに用件が終わったあと、相手方の課長から弘前城 . . . 本文を読む
先週末は市内の田主丸町で春まつりが行われ、各所でイベントがありました。私は酒蔵をはしごすることにしました。酒蔵といっても日本酒の醸造元は一か所だけです。
最初の訪問地は若竹屋酒造場。元禄12年の創業で、筑後地方でも老舗の酒蔵です。一年半ぶりに来ました。
私が買い求めたのは「渓」という吟醸無濾過生原酒です。原酒なのでアルコール度数は高め。濃厚でまろやか、かつフレッシュな味わいです。ただ . . . 本文を読む
城島図書館へ行く途中にある酒蔵。紅白の幔幕が張りめぐらされています。新酒の蔵開きでした。本を借りる前にちょっと寄り道をしました。
いまにも雨が降りそうな天気ですが賑わっていました。週末の二日間開催だそうです。
右手のカウンターは有料の試飲コーナー。遠来の愛好家もいます。
ここは田園地帯の中にあり、蔵元が杜氏という小さな酒造です。向こうに鳥居と鎮守の森が見えます。昔、町役場 . . . 本文を読む
先月末まで、九州国立博物館で「長沢芦雪展」が開催されていました。芦雪は18世紀後半に活躍した京都の絵師です。絵の歴史に疎い私は初めて聞く名前。円山応挙の高弟で、伊藤若冲、与謝蕪村、池大雅等と同時期の画家だそうです。
同館の年間パスポートを持っているので、会期の終わりに出かけました。
大屋根のウエーブは九博のシンボルマークになっています。この日は薄曇り。東京は暑かったそうですが、春らし . . . 本文を読む
一昨日、鹿島までドライブしました。平凡な毎日を過ごしているので退屈しのぎです。どんよりとした空模様でしたが、午後からは青空もという予報だったので出かけました。
鹿島の道の駅です。いつもここで弁当を買います。諸物価高騰のあおりでコンビニ弁当が小振りになりました。でも道の駅弁当は従来の大きさなので、味・量ともに満足しています。値段が少しばかり上がったのは仕方ありません。
有明海は干潮でし . . . 本文を読む
1日。学童保育所の入所式を行いました。子ども達だけのささやかなセレモニーです。まだ春休みで入学式は一週間後ですが、新1年生はこの日から学童保育所で預かります。気のせいか近頃の子どもは発育がいいですね。園児の面影はあまりありません。ただ園とは違い大人数の集団生活なので、慣れないうちは事故が起きやすく気を使います。なにせ、3年生まで200人近くの大世帯なのです。
騒がしかった室内も、司 . . . 本文を読む
久留米つばき園です。この写真はまだコロナ禍になる前に撮った写真です。つばきフェスタの時は多くの人が訪れていました。
以下は今年の3月中旬に訪れた時のもの。園にいた地元の人が、今年は花が少なくて裏作だと言っていました。椿に裏作があるのかどうか知りませんが、花付きがあまりよくありません。この数年かけて椿の剪定作業を行ったので、そのためだと思います。木がだいぶ小さくなりました。
「サニ . . . 本文を読む