マコちゃんのつぶやきで女川のホヤのネット購入の情報とともに、池袋にある「宮城ふるさとプラザ」で3年ぶりに復活した石巻のホヤが販売されていると知り、本日行ってきた。
宮城ふるさとプラザは池袋駅前、石巻の末永水産が「ほや・牡蠣祭り」として今月12日から本日まで行っていた限定販売。
店内に入ってすぐ右手に販売コーナーがあり、覗きこむと牡蠣の潮煮と焼き牡蠣の試食を勧めてくれた。
旨い!
特に潮煮は塩水だけで軽く煮ただけで食感はほとんど生。牡蠣の旨味が塩水と相俟って濃厚な旨味を感じさせる。
そしてホヤ。
これも潮煮と刺身の試食を勧められたが、どちらも旨い。しかし私としては、塩味の少ない刺身が非常に美味しいと思う。鮮度についてはおそらく地元で食べるのに比べれば落ちるのかもしれないが、それでもかなりのもの。もしこれでホヤ酢があれば完璧だ。
この日は牡蠣の潮煮とホヤの潮煮と刺身、その他に高政の蒲鉾、おつまみ牛たん、ずんだ大福などを購入。2階には日本酒コーナーもあったが今回はこの後用事があったので次回に。
ホヤで酒を飲んだ記憶はほとんどなかったので、マコちゃんとのツィッターでのやりとりでは、「初めてかもしれない」(一杯飲み屋で原型をとどめないシロモノと出くわした以外は)と言ったのだが、実際にはあった。それは確か大学時代だと思うが、鰐陵(石巻高校)柔道部のOB会の東京の会合が歌舞伎町の「樽一」(浦霞の直営店)で開かれた時に、出されていたのだ。高齢のOB連も多くて、石巻のホヤを東京で食えるのはここだけだと喜悦の声をあげながら召していたのを思い出す。
もっとも当時は酒をそれほど有難いと思っていなかったし、当然にアテに凝ることもなかったから、酒(日本酒)の肴として味わうという意味では今回が初めてだと言える。
ただホヤに関して言えば、実家でどんぶり鉢一杯に盛られたホヤ酢をごんごん食べていたので、そういう食べ方をまたしてみたいな、などと思うのである。
復活した石巻のホヤ、国立競技場のポール・マッカートニー(中止…涙 20150518
←右下隅をクリックすると拡大できます
さて、池袋から、実はこの日、ポール・マッカートニーの国立競技場公演を見に向かっていたのである。それでバタバタしていたのだが、JR山手線から中央線に乗り継いで千駄ヶ谷駅にいざ着かんとしていたその時、「本日~、国立競技場で行われる予定のぉ~、ポール・マッカトニー公演はぁ~、中止となりました。お客様にはご注意くださるよう~…」というアナウンスが繰り返された。
あれ~、17日中止になったけれど、18日は大丈夫なのかなと思っていたので、ちょっとショックでしたね。まあ、ポールが15日に来日したというニュースを見て、来日して二日後にコンサートとは元気だな、71歳、大丈夫か、などと思っていたので、がっかりはしたのですが、まあしょうがないかなというところです。
コンサートに行くなどというのは、これまた数十年前に、とも彦くんのタダ券で新宿厚生年金会館に見に行ったマイケル・シェンカー以来だが、今回見に行くことにしたのは、生けるビートルズを見るということもさることながら、国立競技場を見るのが最後になるだろうということもあった。むしろそれの方が大きい。
国立競技場にはサッカー観戦に何度か来たが、思い出深いのは、1985年メキシコワールドカップ予選の日本vs韓国戦、木村和司が伝説のフリーキックを決めた試合、1989年のアメリカワールドカップ一次予選最終戦、日本vsUAE戦、ドーハ戦士が日本で戦った最後の試合、ナイフで切り裂き合うような試合でチームが一丸となって戦い、高木と柱谷がゴールを決めて快勝したヒリヒリするような白熱の一戦、そして1990年代Jリーグの白眉と言える鹿島アントラーズvs横浜フリューゲルス戦、疾走する全盛期の前園、アメリカW杯優勝メンバーのブラジル選手があの試合ではジョルジーニョ、ジーニョ、サンパイオと出場していて、内容がまた狂熱の極みだった。いつも競技場に入ると、ピッチ上の選手が想像以上に近いと感じるのだが、見ていくうちにだんだんと小さくなってやっぱり遠いなとなっていく独特の感覚がある。
そんな思い出深い国立競技場が、2020年東京オリンピック開催を機に建て替え、現建物は解体されることになる。その見納めにというのが今回の趣旨だった。どうも延期ではなく中止ということで、それでもポールは代替公演を模索中らしいから、チケットは大事にもっておこうと思う。
開演が17時30分で、17時前に千駄ヶ谷駅近くで中止を知ったので、その日午後6時までしか開いていない西太子堂(東急世田谷線)の「からきや」酒店へ。前から気になっていて、2週間ほど前に寄ったところ、非常に良いお店だったので、また来てみたのだ。置いてある日本酒は全て蔵元と直取引。日本酒にうるさい店では珍しいことではないが、この直取引に何の意味があるのかというと、同じ蔵元の商品でも、タンクごとにできの良し悪しがあり、その美味しいところを選りすぐって置くことができるという点である。実際先日購入した栃木の「望」という酒も、口の中でフルフルするような新鮮な味わいで美味しかった。今回は花垣と小左衛門という、今まで買ったことのないものに挑戦。といっても、それぞれ五百万石と山田錦の、さわやか系と豊潤系をそろえた。どちらかというとホヤも牡蠣も香り・味が強いのでそれに負けないコシの強い酒が合うだろう。
そういうわけで今夜は、石巻のホヤの復活祝いとポール回復祈願の酒になるわけです。
※ ネットでホヤ・牡蠣の買えるところ…やまなか屋、石巻元気商店街
※ 最近つぶやいた4曲…
Jake Bugg - Messed Up Kids
RITA ORA - I Will Never Let You Down
Young Money - We Alright (Explicit) ft. Euro, Birdman, Lil Wayne
Ellie Goulding - Burn
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます