大文字屋の憲ちゃん (当面は 石巻 地震) 

RIP 親父 けんちゃん 石巻 地震

20160816 石巻川開き祭り帰省 03 -8月2日朝の石巻(さまざまな変化が見られた) -

2016-08-16 17:39:17 | 日記

8月2日朝5時過ぎ起床、撮影に出かける。中央2丁目の寿通りを北進。中央3丁目にできた新しいコンビニは石巻テラスという新しいマンションのテナント。住吉で妙に人懐こいネコに遭い、川沿い~内海橋~広小路~門脇へと進む。祭りの翌朝なのに通りはゴミがほとんどなくきれいだった。ボランティアの学生たちや商店街の人たちが清掃していたのである。

 

内海橋の北側に新しくできる新内海橋の工事現場。

立町通りの国道とつながる新しい橋の建設が進んでいる。前記事でお伝えしたように内海橋は歩行者用として残されることに。


旧丸光跡。

2012~2014年にここにあった「石巻まちなか復興マルシェ」は現在は「橋通りCOMMON」と名前を変え橋通りに新スペースとして設置されている。

石巻まちなか情報局 橋通りCOMMON

“橋通りCOMMONになっていい雰囲気の場所に”

橋通りCOMMON Facebook

「石巻商工信用組合」もアイトピア通りに移転したため、現在旧丸光跡の並びにある建物は壽屋酒店さんだけとなっている。

なお、旧丸光跡地には生鮮マーケットが建設予定とか。

川沿いにはかなりの高さの堤防が築かれるはずだが、そちらとの兼ね合いがどのようになっているかは不明である。

市内にはマンションや復興住宅の建設が進んでおり、いずれも5~6階建てのマンションタイプだが、中央や門脇の川沿いや南浜町の海沿いにも建設されている。危険区域として宅地としての使用を制限されるような話を聞いたことがあるが、そのあたりがどうなっているのか、調べておきたいと思う。

 

南浜町。

 

称法寺や門脇小がある辺りで、津波の被害が最も大きかった地域だが、嵩上げ・道路整備などがだいぶ進んでおり、災害復興住宅の建設も見られる。ここに再び人が住む。現在は商店など皆無だが、道路が整備されれば生活上の最低限のインフラは整ったことになる。称法寺さんは本堂の再建が進んでいない。復興の進捗において生ずるギャップを目の当たりにした思いがする。

日和山。

ここから雲雀野埠頭あたりを探してアートフェス会場を見る。やはりかなり広い。鹿島御児神社の本殿は解体されることになっていて、支援金を募っている。


日和山から急坂を下る。

途中、保育園に向かうらしい少女から「おはようございます。」と元気良く挨拶される。坂の左手には旧市役所の跡地に建設される「復興公営住宅」の建設事務所があり、工事の関係者がパラパラと出勤してきていた。

旧石巻市役所跡の復興住宅 1階に交流拠点整備へ 娯楽室や浴室併設



順番が前後するが中央1丁目の佐藤外科の横の建物も復興公営住宅とのこと。資料によると石巻市内で建設されたものは平成27年度までに40箇所以上にのぼる。因みに中央1丁目のかつてナリサワ文具店があった角地にも建物が完成していた。

役所の文書では「災害公営住宅」と「復興住宅」の二通りの表記がある。

宮城県HP 災害・復興 災害公営住宅が完成しました(石巻市) (H24-27年度)

かつてそろばん塾のあった神社を横目に石巻小学校から永巌寺、お不動さん(正式には「大聖不動明王」というらしい)、寿通りから再び石巻アイトピア通りに戻り、中央2丁目までを歩く。

 

大聖不動明王については境内にある細谷十太夫の碑なるものがあり、これに関する記事がネット上にいくつか見られた。

史跡訪問の日々

史跡宮城石巻市

不動明王は、「密教特有の尊格である明王の一つで、五大明王の中心となる明王。真言宗、天台宗、禅宗、日蓮宗等の日本仏教の諸派および修験道で幅広く信仰されている」とwikiにはある。ただ、この「お不動さん」がどのような経緯でここにあるのかは分からない。

更地になったところも多いが、昨年来見慣れてしまったせいか、そう違和感はなかった。それより復興公営住宅をはじめとした新しい建物の出現が目立ったように感じた。こういう建物ができるということは、そこに住む人ができるということであり、それによって新たな人の流れができ、商店街の再興も期待されるところだ。

まだ至る所に打ち捨てられたような場所があり、ギャップも見られるのであるが、震災5年を経て、復興が新たな段階に入っていることを感じた。

そして、空の青さと大きさ、雲の白さが、妙に印象深かった。

 

20160802 石巻川開き帰省 03 8月2日朝の石巻01 (アイトピア~住吉~橋通り)

 

20160802 石巻川開き帰省 03 8月2日朝の石巻02 (橋通り~門脇~南浜町)

 

20160802 石巻川開き帰省 03 8月2日朝の石巻03 (南浜町~日和山)

 

20160802 石巻川開き帰省 03 8月2日朝の石巻04 (旧市役所~永巌寺~お不動さん~アイトピア)

 

201608 favorite songs

 

 

 

付記1

キクちゃんは白内障で右目の視力が落ちているそうだ。大文字屋は今年はいろいろあったそうで、そういう気苦労もあったのかもしれない。まあ体にいい食い物を何か送ろうと思っている。

付記2

この撮影後、故平塚達也くんの実家(小柳町)に寄り、おかあさんに挨拶してきた。先日うっかりしてガードレールか何かに膝を打って水が溜まっているが、抜くための注射が怖くて、そのままにしているとのこと。私の電車の関係であまり長く話はできなかったが、お元気そうだった。


付記3

同窓生より便り(メール)をいただいたのでご紹介を。

★佐藤修君より

佐藤淳一君の記事が河北新報に掲載。現在「仙台子ども体験プラザ」の室長をされているようです。
利用児童1万人突破

★石原(旧姓荒木)君より

「石巻学」の出版と第二号刊行
…石原君の門中同窓の方が「石巻学」なる雑誌を出版された。この度第二号刊行が決まり(8月26日予定)、「港町シネマパラダイス」という題で、映画を切り口に石巻を見るとのこと。
→石巻学2号案内(下記をそのまま検索欄にコピー・実行するとpdfに飛びます。)
 file:///G:/2016/2016-06%20%E6%83%85%E5%A0%B1/%E7%9F%B3%E5%B7%BB%E5%AD%A62%E5%8F%B7%E6%A1%88%E5%86%85.pdf

予約・注文は下記まで。
〒236-0052 横浜市金沢区富岡西2-21-23  デラシネ通信
Fax 045-773-4643 Tel 090-2207-8185
HP:http//deracine.fool.jp

創刊に関しては次のような記事も出たとのこと。→紹介記事

 

★坂本君より

大曲小・校歌を訪ねて放映について

…BS-TBSにて「校歌を訪ねて・大曲小学校」が放映されます。

日時:平成28年8月20日(土)午後8時54分~午後8時59分(5分間)。

番組は復興支援番組として、また被災して全国にいる東北出身者への思いと「震災」を風化させないというメッセージを届ける番組として、企画。平成28年7月2日(土)スタート、全24回放送予定とのこと。お問い合わせは大曲小学校までお電話にて。

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