2/19追記(中華製温度調整器を使用)分については、最後部の1/13搭載分後に追記しました。
-- 2022/12/22 搭載 車中泊、布団の温度調整検討(湯たんぽコタツのヒーター化) ----------------------
<経緯>
私は車中泊を始めた当初から、冬の車中泊には家で使っている布団をそのまま車に持ち込み、
湯たんぽで布団を温めつつ、頭が冷えるので毛糸の帽子をかぶって寝ていました。
上写真は8年前に余呉湖でのワカサギ釣り時のものですが、朝の外気温度は-1.5℃でした。(-4.5℃の時も)
(窓の簡単な断熱と運転席下からの冷えが有るので毛布を運転席の下にかぶせています。)
この方法を今まで取っていました。
ただ、車をN-VANに切り替えた際、後部棚下の布団収納部分の天板を2重にして間にコタツ布団を挟むようにしました。
ここにお湯を沸かしての湯たんぽコタツです。
おそらく普段使っている冬用の布団程の保温性はないかも知れませんが、
更に、この上に冬用の布団をかける事も出来ます。
そして今年、
電源関係を容量UP。
お湯を沸かさなくっても、コタツの中の温度を上げられるのでは。
場合によっては、「寒くない。」ではなく、「ホコホコ。」状態で車中泊が出来ないか。
と言う想いが湧いてきました。
と言う事で、今月初めの「OFF会」でこの中に「電気座布団」を仕込んで温度測定をしてみました。
温度計は車外・車内とコタツ内(グレー袋内)。 「電気座布団」は下に敷いている毛布の下。
翌朝、別温度計では車外3℃、車内が6℃でした。 これで、寒さを感じることは全くありませんでした。
この時、感じたのが「もっとホコホコに出来ないかな。」
特に、お尻周り。
測定の結果です。
この時の電気座布団の消費電力は120wh。
この結果を見て意外だったのは、座布団の電源を入れた時の温度の立ち上がりは2℃程度で
私がコタツの中に入った時の立ち上がりは5℃ほどあります。
思った以上に人の体温の影響がように思われます。
更に、車中泊用に電気毛布を購入しました。
Sugibo(スギボー)のSB-S103。 サイズ(140×80cn)が小さいのでこれにしました。
これを下毛布の下(上写真、電気座布団の位置)に敷いて、
上に、タオルケットと寝袋をコタツの中に。
更に、上半身の保温用にコタツ布団と上敷き(茶色フリース)の間に毛布を挟み込みました。
温度計はコタツの中に枕を入れてその上に。車内はコタツの上に。
コントローラーは後部ドア―のコタツの上に。
これに布巾を掛けました。
電気毛布の場合、毛布の温度はこのコントローラーの中で疑似的に布団の中の温度を想定して、毛布の温度をコントロールしています。
したがって、コントローラーの位置が極端に寒いと毛布の温度が上がり過ぎます。
初めは温度設定中で測定
。
12/17PM8:30に電源を入れて、翌朝AM8:00に確認すると既にポータブル電源の電源は落ちていました。
この時のポータブル電源は94%が4%に。電力計の消費電力は370Wでした。
思った以上にAC100Vでポータブル電源を使った時のロスは大きかったです。
(手持ちの2台のみですが、10W/h程度の消費が有るようです。例えば10時間AC100V使うと10W/h×10時間⇒100Wのロス)
上、測定では370W/10時間⇒37W/hの電力消費でほぼ17℃温度が上昇しました。
矛先は少し替わり、理論上では、
10℃水、1Kgを100℃にするのに必要な電力は100Wチョイ。
370Wの電力は湯たんぽに3.7Kgのお湯を入れたのに近いことに。
次、12/19に温度設定低で測定
230W/12時間⇒19W/hの電力消費でほぼ11.5℃温度が上昇。
次、12/23に温度設定最低で測定(もう少し設定を下げる余裕が有ったので)
200W/12時間⇒17W/hの電力消費でほぼ8.6℃温度が上昇。
上記データはあくまでも測定した保温環境に限ったもので、ここに人の体温の影響を受けます。
この測定がどこまで役立つのか迷いを持ちながら、
AC100Vでのロスが気に成り、
DC12V、ノーブラントのブランケットを購入。
このコントローラーは4段階に温度設定されますがどうも電圧を替えているだけのよう、
(30℃⇒6V⇒10W・45℃⇒8.65V⇒17W・50℃⇒11.26V⇒22W・55℃⇒13.1V⇒27W) 数値は実測値です。
問題はタイマー機能で最大1時間しか電源が入れられない。
寝るときに布団の中を温め、体温で温度が保たれると良いのですが、
そうでなければ、AC100Vのロスを覚悟で電気毛布にするか、
ブランケットのコントローラーを取り外すか、
もう一つ別のブランケット(サイズが140×100cm)を試すか迷っています。
何れにしても実際に試して見てからに成りそうです。
この件は、材料は大体そろったので少し休憩、一呼吸してから考えます。
-- 2023/01/13 追記 車中泊時、コタツ内の温度測定 ----------------------
ブランケットのコントローラを調べてみると、
表示は温度ですが、電圧を調整しているのみで温度を測定してコントロールはしていませんでした。
そこで、別電源を作成したのですが、配線を間違い失敗。
そうした中、1/8安曇川の家に。
大津のマンションでは車の中で止まることはできないので、安曇川の家で車中泊。
車の中で寝て、お手洗いだけ家の中で。
コタツの中は寝袋の上にタオルケット。
コタツの前(上半身)部分はコタツ布団と上敷きだけに成るので、毛布を横向けに追加。
電気毛布の温度設定は「低」です。
基本、寝袋の中には昼の服装のまま入るのですが、
ズボンのベルトとポケットの中を空にして、ジャケットだけは外して寝ました。
温度測定は前回と同じ場所です。
9時過ぎに電気毛布の電源を入れ、10時前に車の中に入り寝袋へ。
防寒の帽子は必需です。
翌朝、7時前に起床。 この時、外気は-1.0℃、車内(上部)2.6℃でした。
10時間での電気使用量が160Whで、温度設定が低い目にもかかわらず、寒さを感じることはありませんでした。
コタツ内が14℃まで上昇していて、この中に寝袋で寝ていた事に成ります。
睡眠前に温度設定を上げておけば、ホコホコ状態で睡眠そうですし、
上半身の保温を更に強化することで、もっと冷え込んでも行けそう。
ただ今回、インバータのロス(6W×10時間)を含め220Whの電気を使用。
更に、予熱時の温度設定を上げると250Wh程度は必要になるように思います。
今のバッテリー容量(1280Whと518Wh)からすると2~3泊程度迄でしたら走行充電なしでバッテリーは持ちます。
車内の温度測定はテーブルの上(体に近い)なので温度は上部より3℃程度高く出ています。
後は、ブランケット(12V)の併用を進めます。
<今更ですが、ブランケットのコントローラーにタイマーがなければ、ブランケットだけで行けると思います。>
-- 2023/02/19 追記 ----------------------
今月、実際に電気毛布を使って実体験をしておけば、どの様にも出来る気持ちが有りました。
ただ、電気毛布では100Vを使うのでインバーターのロス(1時間に6W程度)が有り、
ブランケットでは、温度調整が出来ていません。
「それでも良いか。」と思っていましたが、何となくスッキリしていませんでした。
そこで、お隣の国で、1000円程度で、何か良いものが無いか調べてみました。
有りました。 899円の温度コントローラーです。
我が国のメーカー品では10000円程度します。
「おもちゃ」みたいですが、機能面では問題ないはずです。
この分野(制御基板)では、完全に、我が国は隣の国に抑えられているのです。
少し、遊んで見ようと思って「ポチリ」ました。
板を切ってケースを作り配線。
サブバッテリーとポータブル電源の間に設置。
温度センサーは台の下に穴を空けてコタツの上部に固定。(温度調整器前、下の方に出ているのが温度センサーです。)
電源関係をもとの位置に戻して、設置は完了です。
コタツ布団と寝袋・タオルケットを敷いてセンサー位置の再確認。
コタツ内、上部奥の白いのが温度センサーです。
早速、温度測定をしてみました。
車外と車内の温度策定は以前と同じ場所で。
コタツ内も依然と同じ場所ですが、センサー側の寝袋とタオルケットは外しました。
温度設定は12℃にしました。(センサーの温度が12℃に成ったらブランケットの電源が切れます。)
ほぼ、昨年12/19の電気毛布と同じ。
ただ、温度設定12℃では温度は上がりきっていないようです。
おそらく、ここに人が入ると体温で切れると思います。
これで、寝る前のⅠ~2時間程度は電気毛布で、就寝中はブランケットを使用する事で就寝中の温度は一定。
暖かさの調整も自由自在。
問題は、今季、使う機会が有るかどうか。
-- 2022/12/22 搭載 車中泊、布団の温度調整検討(湯たんぽコタツのヒーター化) ----------------------
<経緯>
私は車中泊を始めた当初から、冬の車中泊には家で使っている布団をそのまま車に持ち込み、
湯たんぽで布団を温めつつ、頭が冷えるので毛糸の帽子をかぶって寝ていました。
上写真は8年前に余呉湖でのワカサギ釣り時のものですが、朝の外気温度は-1.5℃でした。(-4.5℃の時も)
(窓の簡単な断熱と運転席下からの冷えが有るので毛布を運転席の下にかぶせています。)
この方法を今まで取っていました。
ただ、車をN-VANに切り替えた際、後部棚下の布団収納部分の天板を2重にして間にコタツ布団を挟むようにしました。
ここにお湯を沸かしての湯たんぽコタツです。
おそらく普段使っている冬用の布団程の保温性はないかも知れませんが、
更に、この上に冬用の布団をかける事も出来ます。
そして今年、
電源関係を容量UP。
お湯を沸かさなくっても、コタツの中の温度を上げられるのでは。
場合によっては、「寒くない。」ではなく、「ホコホコ。」状態で車中泊が出来ないか。
と言う想いが湧いてきました。
と言う事で、今月初めの「OFF会」でこの中に「電気座布団」を仕込んで温度測定をしてみました。
温度計は車外・車内とコタツ内(グレー袋内)。 「電気座布団」は下に敷いている毛布の下。
翌朝、別温度計では車外3℃、車内が6℃でした。 これで、寒さを感じることは全くありませんでした。
この時、感じたのが「もっとホコホコに出来ないかな。」
特に、お尻周り。
測定の結果です。
この時の電気座布団の消費電力は120wh。
この結果を見て意外だったのは、座布団の電源を入れた時の温度の立ち上がりは2℃程度で
私がコタツの中に入った時の立ち上がりは5℃ほどあります。
思った以上に人の体温の影響がように思われます。
更に、車中泊用に電気毛布を購入しました。
Sugibo(スギボー)のSB-S103。 サイズ(140×80cn)が小さいのでこれにしました。
これを下毛布の下(上写真、電気座布団の位置)に敷いて、
上に、タオルケットと寝袋をコタツの中に。
更に、上半身の保温用にコタツ布団と上敷き(茶色フリース)の間に毛布を挟み込みました。
温度計はコタツの中に枕を入れてその上に。車内はコタツの上に。
コントローラーは後部ドア―のコタツの上に。
これに布巾を掛けました。
電気毛布の場合、毛布の温度はこのコントローラーの中で疑似的に布団の中の温度を想定して、毛布の温度をコントロールしています。
したがって、コントローラーの位置が極端に寒いと毛布の温度が上がり過ぎます。
初めは温度設定中で測定
。
12/17PM8:30に電源を入れて、翌朝AM8:00に確認すると既にポータブル電源の電源は落ちていました。
この時のポータブル電源は94%が4%に。電力計の消費電力は370Wでした。
思った以上にAC100Vでポータブル電源を使った時のロスは大きかったです。
(手持ちの2台のみですが、10W/h程度の消費が有るようです。例えば10時間AC100V使うと10W/h×10時間⇒100Wのロス)
上、測定では370W/10時間⇒37W/hの電力消費でほぼ17℃温度が上昇しました。
矛先は少し替わり、理論上では、
10℃水、1Kgを100℃にするのに必要な電力は100Wチョイ。
370Wの電力は湯たんぽに3.7Kgのお湯を入れたのに近いことに。
次、12/19に温度設定低で測定
230W/12時間⇒19W/hの電力消費でほぼ11.5℃温度が上昇。
次、12/23に温度設定最低で測定(もう少し設定を下げる余裕が有ったので)
200W/12時間⇒17W/hの電力消費でほぼ8.6℃温度が上昇。
上記データはあくまでも測定した保温環境に限ったもので、ここに人の体温の影響を受けます。
この測定がどこまで役立つのか迷いを持ちながら、
AC100Vでのロスが気に成り、
DC12V、ノーブラントのブランケットを購入。
このコントローラーは4段階に温度設定されますがどうも電圧を替えているだけのよう、
(30℃⇒6V⇒10W・45℃⇒8.65V⇒17W・50℃⇒11.26V⇒22W・55℃⇒13.1V⇒27W) 数値は実測値です。
問題はタイマー機能で最大1時間しか電源が入れられない。
寝るときに布団の中を温め、体温で温度が保たれると良いのですが、
そうでなければ、AC100Vのロスを覚悟で電気毛布にするか、
ブランケットのコントローラーを取り外すか、
もう一つ別のブランケット(サイズが140×100cm)を試すか迷っています。
何れにしても実際に試して見てからに成りそうです。
この件は、材料は大体そろったので少し休憩、一呼吸してから考えます。
-- 2023/01/13 追記 車中泊時、コタツ内の温度測定 ----------------------
ブランケットのコントローラを調べてみると、
表示は温度ですが、電圧を調整しているのみで温度を測定してコントロールはしていませんでした。
そこで、別電源を作成したのですが、配線を間違い失敗。
そうした中、1/8安曇川の家に。
大津のマンションでは車の中で止まることはできないので、安曇川の家で車中泊。
車の中で寝て、お手洗いだけ家の中で。
コタツの中は寝袋の上にタオルケット。
コタツの前(上半身)部分はコタツ布団と上敷きだけに成るので、毛布を横向けに追加。
電気毛布の温度設定は「低」です。
基本、寝袋の中には昼の服装のまま入るのですが、
ズボンのベルトとポケットの中を空にして、ジャケットだけは外して寝ました。
温度測定は前回と同じ場所です。
9時過ぎに電気毛布の電源を入れ、10時前に車の中に入り寝袋へ。
防寒の帽子は必需です。
翌朝、7時前に起床。 この時、外気は-1.0℃、車内(上部)2.6℃でした。
10時間での電気使用量が160Whで、温度設定が低い目にもかかわらず、寒さを感じることはありませんでした。
コタツ内が14℃まで上昇していて、この中に寝袋で寝ていた事に成ります。
睡眠前に温度設定を上げておけば、ホコホコ状態で睡眠そうですし、
上半身の保温を更に強化することで、もっと冷え込んでも行けそう。
ただ今回、インバータのロス(6W×10時間)を含め220Whの電気を使用。
更に、予熱時の温度設定を上げると250Wh程度は必要になるように思います。
今のバッテリー容量(1280Whと518Wh)からすると2~3泊程度迄でしたら走行充電なしでバッテリーは持ちます。
車内の温度測定はテーブルの上(体に近い)なので温度は上部より3℃程度高く出ています。
後は、ブランケット(12V)の併用を進めます。
<今更ですが、ブランケットのコントローラーにタイマーがなければ、ブランケットだけで行けると思います。>
-- 2023/02/19 追記 ----------------------
今月、実際に電気毛布を使って実体験をしておけば、どの様にも出来る気持ちが有りました。
ただ、電気毛布では100Vを使うのでインバーターのロス(1時間に6W程度)が有り、
ブランケットでは、温度調整が出来ていません。
「それでも良いか。」と思っていましたが、何となくスッキリしていませんでした。
そこで、お隣の国で、1000円程度で、何か良いものが無いか調べてみました。
有りました。 899円の温度コントローラーです。
我が国のメーカー品では10000円程度します。
「おもちゃ」みたいですが、機能面では問題ないはずです。
この分野(制御基板)では、完全に、我が国は隣の国に抑えられているのです。
少し、遊んで見ようと思って「ポチリ」ました。
板を切ってケースを作り配線。
サブバッテリーとポータブル電源の間に設置。
温度センサーは台の下に穴を空けてコタツの上部に固定。(温度調整器前、下の方に出ているのが温度センサーです。)
電源関係をもとの位置に戻して、設置は完了です。
コタツ布団と寝袋・タオルケットを敷いてセンサー位置の再確認。
コタツ内、上部奥の白いのが温度センサーです。
早速、温度測定をしてみました。
車外と車内の温度策定は以前と同じ場所で。
コタツ内も依然と同じ場所ですが、センサー側の寝袋とタオルケットは外しました。
温度設定は12℃にしました。(センサーの温度が12℃に成ったらブランケットの電源が切れます。)
ほぼ、昨年12/19の電気毛布と同じ。
ただ、温度設定12℃では温度は上がりきっていないようです。
おそらく、ここに人が入ると体温で切れると思います。
これで、寝る前のⅠ~2時間程度は電気毛布で、就寝中はブランケットを使用する事で就寝中の温度は一定。
暖かさの調整も自由自在。
問題は、今季、使う機会が有るかどうか。
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