今日で広島県とお別れ、午後からは「しまなみ海道」を通って、愛媛県に向かいました。
まず広島県呉市の海事歴史博物館(通称:大和ミュージアム)に行きました。


ここは、戦艦「大和」を建造した軍港で、この戦艦から多くの若い特攻隊の皆さんが飛び立ち、命をかけて戦いました。写真は、戦艦「大和」の縮小模型との1枚です。

また、3階には船を作るための体験・体感できる科学技術の展示室があり、生徒たちはとても楽しく見学・体験しました。

大和ミュージアムの目の前には、海上自衛隊の呉資料館(通称:てつのくじら館)があります。数人の生徒は、大和ミュージアムのショップで購入した「復興版 旧海軍隊の帽子」を購入し、てつのくじら館の入り口で、門番をしていた海上自衛隊の皆さんに、真剣な眼差しで見られていました。その真意は、バスガイドさん曰く「きっとみんなの事、自衛隊にスカウトしたかったんじゃないかなぁ」ということでした。進路選択にも活きる見学となったのでしょうか。

そして、バスは東広島呉自動車道から山陽自動車道を通って1時間30分。レモンの生産量日本一の尾道市へ向かい、昼食をいただきました。
メインは地元の牛肉を使ったステーキ!今日も白米がどんどんなくなりましたが、おひつが空になることはありませんでした。




校長先生と柏倉先生は、フロントに売っていたレモンをお土産に買いました。

中国地方から四国地方へと、島々を繋いで続く「しまなみ海道」へ。地元の皆さんもパワースポットとして、時々癒されに行くそうです。
今日はあいにく曇が多く、遠くまで見渡すことはできませんでしたが、大きな美しい橋と、海に浮かぶ島々の景色は、北海道にはない風景で印象に残りました。


売店には、人気の地元の藻塩を振りかけたアイスクリームをみんなで食べました。



見学旅行最後の見学先は、愛媛県今治市のタオル美術館でした。
品質の高さで有名な今治タオルは、吸水性が高く、肌触りも最高です。ショップでは、たくさんのタオル関連商品や、愛媛県の特産品が並び、生徒たちはたくさん購入してました。ご家族の皆様、お土産楽しみにしていてくださいね。



愛媛ではまだまだ太陽が高い夕方17時、今治市湯ノ浦温泉にあるホテルアジュール汐の丸へ。
家族向けの静かな雰囲気で、ゆっくり過ごしました。
夕食は、地下1階のボードホールに用意された「鯛づくし」。
鯛めし、鯛の出汁のうどん(麺にはみかんが練り込まれており、柑橘の香りでさっぱり)、鯛の刺身2種、鯛のソテー、鶏の唐揚げ、ポークソテー。

食べきれないほどありましたが、やはりペロリと食べました。この食欲には、あっぱれ!
夕食後は、地下にある55分で500円の卓球台で温泉卓球大会が始まりました。が、夢中になるあまり、部屋長会議に遅刻する生徒が多発し、担任の八木先生から喝が入りました。
とはいえ、生徒たちはホテルの時間を含めて見学旅行を満喫しています。
今治市湯の浦温泉の泉質は、ラドンやフッ素を多く含む良質な温泉で、ぬるめのお湯をゆっくり楽しむ温泉のようです。温泉療法医が進める名湯百選にも選ばれているそうですが、生徒たちはあっという間に戻ってきました。せっかちな私も熱いお風呂にキュッと入るのが好きです。露天風呂もあり、夜空を見上げて、4日間の楽しい思い出に浸りました。
明日は、北海道に帰ります。