5日目、ついに北海道へ帰る日が来ました。生徒たちは、口々に「帰りたくない」「広島にそのままいようかな」「1日延長できますか」と冗談を言うくらい、しっかり見学旅行を満喫してくれたようです。
そんな最終日、瀬戸内海で獲れた海の幸が豊富に入った朝ご飯をおいしくいただき、1日がスタートしました。
その後は、短い準備時間だったにもかかわらず、出発準備を素早く済ませて、全員出発の5分前には集合できました。見学旅行を通して生徒たちの成長した姿がみられました。
ホテルの玄関には、村上海賊の大きなパネルが展示してあり、全員で記念撮影をしてホテルを出発しました。
また出発の際には、ホテルの方が銅鑼(どら)を鳴らして、大海原へ出航するかのような、盛大なお見送りをしてくださいました。
ホテルアジュール汐の丸さん、ありがとうございました!
広島空港へ向かう途中、大浜SAで休憩したときにも、生徒たちはソフトクリームを食べたり、お菓子を買い込んだりして、最後まで旅行気分を味わいました。本田さんが持っているのは、しまなみ海道名物、しおさいソフトクリームです。
広島空港へ到着し、5日間安全運転で広島・愛媛を案内してくださった、つばめ交通さんともここでお別れです。素敵なバス内での時間をありがとうございました!
空港で搭乗準備をしているさなか、未来のしんろ系列の生徒4名は、広島の油木高校さんより、課題研究で使用するナマズ30匹を受け取りました。油木高校さんからは、日頃よりナマズの養殖に関するアドバイスをいただいており、今回見学旅行で広島を訪れたのも何かのご縁だと思います。お忙しい中、空港までナマズを持ってきてくださった油木高校の石田先生に感謝です。
空港内でのひとときも大切な思い出です。機内で食べるお弁当があってもそれだけでは足りず、お弁当やサンドイッチを買い足す生徒がいました。
ついに広島を飛び立ち、機内で広島の弁当屋「浜吉」さんの松茸牛すき弁当を食べました。生徒たちは、お弁当を開けてすぐに松茸を探して一目散に口へ運んでいました。
新千歳空港に着くと、青山さんの司会で解団式を行い、見学旅行を締めくくりました。しかし、生徒代表挨拶で芳賀さんが話していたとおり、「家に着くまでが見学旅行」です。気を緩めず、学校までの帰路につきました。
また、この5日間添乗してくださった東武トップツアーズの小田さんとも空港でお別れでした。小田さんは生徒たちにもフレンドリーに話しかけてくれ、最後はみんな一生懸命に手を振っていました。小田さんとの思い出の1枚を。
コロナ禍の中、行き先の変更や旅行中の感染対策など、生徒たちは我慢することが多い見学旅行となりました。それでも生徒たちは、そんな我慢していることを忘れるくらい、楽しそうな姿、真剣に学ぶ姿を見せてくれました。見学旅行を通して、クラスの団結力を深め、今後の学校生活で、さらに成長していく八木クラスを見せられるように来週からも頑張ります。
生徒のみなさん、まずはゆっくり休んでくださいね。月曜日から見学旅行の振り返りをしながら楽しく、いっぱい勉強しましょう!
そして、見学旅行に行くことができたのは、様々な方の協力があってこそです。保護者の皆さま、先生方、3年次の先輩方、1年次の後輩たち、東武トップツアーズさん、ありがとうございました。