ゆるふわ屋。 - 鏃キロク・若林浩太郎のブログ -

シナリオライター若林浩太郎のblogです

頭突き? 大いに結構!

2006年07月11日 20時39分50秒 | 雑記
W杯、終わりましたね。

自分は、このブログでも何回か書いてることですが
サッカーに詳しくないので観ていても
どこどこの国のパス回しが~~で、なんてコトを
言われても全く分からないんです。

なので、ニュースで流れるハイライトで
充分に楽しめました。

さて、決勝の「フランス対イタリア」戦
延長に入ってジダンが頭突きでレッドカード
即、退場になりましたね。

各国のメディアとか色々報じてるみたいですが……。

ちょっと違うだろう、って思います。
フランスの新聞は見出しでこんなコトを書いてたみたいですよ。
「フランスのサッカー少年たちに我々は何と伝えればいいのか」

阿呆か!!

誰でも書けるような安い批判するんやったら新聞記者やめちまえ!
って、別にキレんでええやんってなだめられそうな勢いの今日の私です。

ジダンのような選手でさえ、
ジダンのような男ですらも、
W杯決勝のような緊迫した状況……しかも延長戦ですよ。

そんな時に安い挑発
(詳細はこれから明らかになっていくでしょう、多分)を
受けて、暴力をふるってしまうことがあるのだと。

だから、もしサッカーを愛する少年・少女たちに
訊かれたら、そう言えばいいじゃないかと。

ジダンを生み出したのはサッカーか?
否! 否!! 無限大に否。
ジダンを生み出したのは、ただの人間でしょ。

ただの人間から生まれるのは、やはり
ただの人間でしかない。

ただの人間である以上、耐えがたい屈辱に
暴力を振るうことだってあるのさ。

だからもし、プレイ中に怒りに身を任せて
暴力を振るいそうになったら、寂しそうにピッチを去っていく
ジダンの背中を思い出せ、と。

そう伝えるべきじゃないのか。

ジダンの無念を活かすことこそ、
「これから」がある人間への最大の使命でしょ。

それにさあ……ジダンっていう一個人。
60億くらい、この星の上で生きてる人間のうちの
一人を攻撃して、どうすんのよ。

イタリアではサッカー協会の会長が
審判に不正を働きかけてたっていうスキャンダルがあったと
今日のニュースで聞きましたよ。

それの追求はペンディングしといて、
今が旬だってんでジダン頭突きに食いつきますか。
そーですか。

組織には強く出ないのに、ジダンには強く言うのね。
メディアよ、恥を知れ。



さて。

「うたわれるもの」が一週遅れになってしまいました。
来週放送の「戦禍」、予告でイイ動きしてたので気になります。
演出? 絵コンテ? とかが他の回と違うんだろうなあ。

グラップラー刃牙を観た時に思いましたが、
やっぱり、しっかりした演出が入るのと入らないのとでは
全然上がってくるものが違いますよ。

以前、普段は見てないNARUTO(ナルト)を観た折に
演出がイイ回があって、思わず最後まで観てしまいました。

そのことをmixiの日記に書いたら、
全く知らない人がコメントを残してくれて
ビックリした覚えがあります。

有名な演出の人らしいですね。
若林厚史さんという方のようで、
あの攻殻機動隊SACにも関わってますね。

映像作家って……今居る所から遠いのかなあ。
ふむ……。