KERC活動日誌

柏アーリー・リコーダー・コンソート
古楽リコーダーアンサンブルの日々あれこれ

演奏会を開くには (8) 印刷物について

2009-10-28 21:35:26 | リコーダー/音楽 あれこれ
(5)と(6)で、役割についてお話しましたが、その中のいくつかについてもう少し詳しくお話しようかと思います。
で、今回はチラシ・チケット・プログラム(パンフレット)の原稿作成・印刷についてです。

チケット、チラシに掲載する事柄は、よくご存知だと思いますが、開催場所、時間、演奏曲目の概要などですね。
演奏会を有料にするかどうかを早めに決めて、原稿を作成する必要があります。外部に印刷に出すにしても、
自分達で作成するにしても、演奏会のおよそ1、2ヵ月前には作り、配布を始めたいところです。
ごく内輪の発表会とかなら、チケットは用意しなくても済むかもしれません。
当日に配布するプログラムは、曲の紹介やグループの紹介などが中心になりますので、先生にも
ご意見いただいて作成することになると思います。完成は演奏会直前でいいのですが、内容については
一番手間がかかるため、これもチケット、チラシと同時期には作業を始めた方がいいでしょう。

チケット、チラシ、プログラムは、もし印刷するのであれば、紙質、何色刷りになるかなどで料金は
大きく変わります。印刷部数よりもページ数や色数の方が費用への影響は大きいと思います。
原稿をpdfで用意して、色紙にそのまま濃い目の色1色で印刷してもらうのが、一番早くて
安上がりかもしれません。写真なども入れることはできます。
チケット、チラシの印刷枚数は、会場の収容人数の2倍とか3倍くらいでしょうか。来ていただける方にしか
渡さないというのであれば収容人数より少し大目くらいでいいかもしれません。
また、知人に配るだけなら枚数は必要ありませんが、複数の楽器店や会場となる施設にチラシをおいて
もらうならそれなりの枚数が必要になります。
費用は5年ほど前の古い話になりますが、約500人の会場での開催(聴衆は例年およそ300~400弱)のため、
チケット1,000枚、チラシ1,500~2,000?枚、プログラム見開き4ページ(二つ折り)500部くらいを、
すべて1色刷りで、5、6万円くらいかかりましたが、当時でも結構安い方だったと思います。

必要枚数がそれほど多くなければ、手作り、コピーなどにすると費用は抑えられると思いますし、
その準備作業自体を楽しむこともできるかもしれません。

プログラムにからむことの一つに、お子さんの入場をどうするかというのがあります。
クラシックの演奏会では就学前のお子さんの入場を断っているものが多いですが、私個人としては
断らない方がいいように感じます。ただでさえ少ないリコーダーの聴衆を減らしたくないですから(^_^;
演奏会を有料にした場合には、特に子供がうるさかったと苦情を述べられる方も出てくるようですが、
チラシ、プログラムに、「就学前のお子さんについては、演奏中に他の方のご迷惑にならないようご注意ください。
保護者の方は、状況によりお子さんを外にお連れするなど、ご配慮をお願いします。」というような一文を
記載するとか、あるいは開演前にアナウンスすることでいいのではないでしょうか。

その他、演奏会に関するアンケート用紙をプログラムに挟んでいるところも多いようです。
これも担当を決めて予想される入場者分を用意し、プログラムに挟み込む作業が出てきます。
演奏会の反響や、反省点を知りたいなど、グループ内で内容を検討されればいいと思います。

(tomo)
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