旅の途中

人生は長い旅のようなもの。毎日のつれづれに趣味のあれこれなど書いてみようと思います。

さよなら姫路城ツアー1

2010-02-17 01:21:58 | 旅のおもひで
週末を利用して平成の大改修に入る姫路城を見に行きました。
今回は個人旅行ではなくJTBの旅物語を利用です。
姫路と帰りにちょっとだけ神戸散策なのでゆっくりと無理のないプランで行けました。

羽田から伊丹に飛び、バスで姫路城へ。



姫路城では現地のガイドさん佐竹さんのガイドで姫路城をたっぷり3時間まわってもらいました。
姫路城は現存するお城の中で唯一百間長屋(女性達の住まい)まで
残っていて、ほんとに広かった!
お城といえば天守閣ばかりを思い出すけれど、姫路城は
当時生きた人々の息遣いが感じられるというか、なんかリアルで
他のお城とはまったく雰囲気が違いました。
なんて言い表せばいいのかわからないけど、すごく感動したんです。


百間廊下はお末の女中から奥方様までが住む女性の住処。
いわゆる姫路城の大奥。
ちなみに徳川家康の孫、千姫の再婚先が姫路で千姫の持参金(10万石=60億円相当)で作ったそうです。中には千姫の使った出入り口やお化粧部屋などもあります。


窓の両脇は釣鐘のような形になっています。
この窓を華灯窓というそうです。この窓よく見るようですが全国的にもめずらしいそうです。


くさびの形がハート。実は徳川家の葵だそうです。
くさびをセメント?みたいなもので隠してあったのですが400年のときを経て
だんだん劣化し出てきたそうです。

姫路城はいろはで表示されているのでいろは順に進めば短時間でいけるのだけど
これがわかりにくいところに正規のルートがあるんです。
カモフラージュの門がたくさんあるので、だまされると天守閣までは通常よりも10分も多くかかるそう。
しかも要所要所にしかけがあるから、天守閣まで攻めるのはほぼむりです。
殿様が逃げ延びるための通路や井戸もありました。

たっぷり2時間以上案内してもらい、のこり30分はおみやげものを
みたりしてプラプラ。
バスの団体旅行なのに、こんなに余裕があるのは初めてで快適です。

バスで姫路駅裏のホテルに連れて行ってもらったあとは
オプションをつけなかったので自由行動。
15分くらい休んで夕飯を食べ、ライトアップされた夜の姫路城を見に行きました。


やっぱり私のデジカメじゃ綺麗にとれません~

ライトアップされた姫路城の変わりにお菓子でできた姫路城を・・・




したに~したに~の大名行列も全部お菓子!
そして、大名行列の主人公の殿様は・・・


バカ殿様でした!

1日目はこれにて終了・・・

二日目、お昼までは自由行動(オプションをつけなかったので)
好古園と県立博物館を見にいきましたが県立博物館は時間切れで断念。
好古園に行って、お城の周りをプラプラと散歩してきました。
お昼を食べてお土産をちょこっと見てホテルに戻ってからバスで神戸に移動です。
バスの中でワンセグを使ってオリンピック女子モーグルを見ました!
上村選手、残念でしたが素敵でしたね。
それにしても、4年前のトリノでは携帯でオリンピック観戦なんて考えられてなかったのに
すごいなあ。

神戸では異人館を1時間半ほど散策。
特に見たいものもなかったので、異人館から集合場所まで
お店をプラプラと見ながら戻ってきました。
この地には高校の修学旅行と震災から3年後?くらいにきたことがあります。
修学旅行の思い出の異人館が2度目に行ったときには
まだ復興しきっていなくて、暗かったけど今回は人もいて
時の流れを感じました。
震災のあと歩いた元町もバスの窓から見ましたが、道ががたがたで
工事だらけだった街がすっかり人でたくさんになっていて、ちょっとうれしかったです。
姫路城の壁も震災で入った亀裂がすごかったです。
かなり、ゆがんでいたのに倒壊しなかったのは太い柱2本がきっちりお城を
支えていたからとか・・・日本建築あっぱれです。

神戸散策のあとはバスで伊丹に戻り
飛行機で帰ってきました。

家族そろってすっかり大満足の旅行でした!
姫路グルメを少し堪能したのですが、後日2でグルメ編を書きますね