昨日は一週間延期になっていたスヌンの日でした。
朝、家のそばの通りをパトカーがぶっ飛ばしてた。。。
あれ、人が飛び出したら即日間違いなし。
完全スピード違反( ̄▽ ̄;)
地下鉄乗ったら、出勤時間なのに空いていて、車掌さんが一駅停車するごとに「⚫️⚫️高校、▲▲高校はこちらで降りてください」と丁寧なご案内。
夜は家の隣の娯楽室(ゲーセン)に「スヌンお疲れ!受験票提示で割引!」の表示が。
とりあえず、本当にお疲れさまでした。
一週間延期になったことで身も心も疲れただろうなあ。
そんななか、私はパンハクを楽しむ?ためにソウル城壁ツアーに参加してきました。
ロッテホテルロビーでガイドさんと待ち合わせて、タクシーで山にのぼり、降りるコース。
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分かりにくいですが右上の赤く塗った道が今回歩いたコース
だいたい5キロくらいでしょうか?
これを4時間程度かけてガイドさんの説明を聞きながら歩いていきます。
簡単に説明しますと・・・
ソウルの町は朝鮮時代、ハニャンと呼ばれていまして
4つの大きな門がありました。
今も残る東大門、南大門(10年くらい前に放火された。現在のは複製)、北大門、西大門(今はない。5号線の駅名にあります。私の住む新村は西大門区)
大きな門は運気の流れによって、開けたり閉めたりするため、その横には実用的に通るための小さな門がいくつかあります。
旅行にきていたとき、よく東大門の東横インに泊まっていたのですが、
そこの前にも一つありました。
その、門と門とをつないで、都を守るために作られたのが今回見に行った漢陽城壁です。
詳しくは東大門に博物館があるので、ぜひ見てみてください!
ソウルの城壁は戦争のため、というより都の警備のために作られたので
水原の城壁とはちょっと違うようです。(その説明はまた後で)
ちなみに、1960年代になんとこの城壁から北朝鮮のスパイが入ってきて、銃撃戦になったらしく
その地域は身分証明がないと立ち入れず、軍人さんが常時見張っているそうです。
もちろん写真も不可。
おまけに昔ながらの険しいままに残されているそうで、行く場合は一方通行のマジ登山らしい・・・。
ガイドさんは一度お客さんに頼まれて行ったけど
「もう二度といきたくありません」とのことでした。
まずはタクシーで山の上までのぼり、ソウルの町を一望。
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ちなみに9時近い時間ですが、まだ薄ぼんやり。
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ちょっと明るくなってきた。(^^)
ミセモンジのせいかと思いきや、この日は少なめだったみたいです。
そうそう、急な山道をタクシーで登る途中に、ソンギュンガン大学の裏門がありました!
ソン大の山道は凄かったけど、まさかこんなところに裏門があるとは・・・広い・・・それに険しすぎる!!!
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さて、私たちがスタートしたのは公園でしたが、すぐ上には軍の見張り施設がありました。
こういう場所で朝鮮半島って休戦なんだよね。。。と思い知るのでございます。
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下りながら歩き始めるとまさかの雪!
(写真、わかりずらい!)
既にソウルでは2度目の雪です・・・。
ダウン着ててよかった~~~
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城壁、結構大きいね。
この城壁、朝鮮時代のもので1300年代の世宗大王時代、1700年代のスクチョン時代(ドラマ「トンイ」でチ・ジニさんが演じた王様)、1800~1900年代の近世につくられた3世代のものを見ることができます。
本当はもっと昔のも残っているらしいけど、今回のコースとは別のガチ登山!(ロープを伝っていくらしい)の場所にしかないみたいです。
も~~~っと昔、朝鮮ができたころのものは土でできていたので、ほとんど残っていないとか。
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ソウルの中でも今はほとんど残っていない昔の町並み。
1970~80年代はこんな感じだったそうです。
「応答せよ1998」はたしかにこんなトンネだった。
トンネ=町内という意味で、今でも「ウリトンネ」と使われますが、なんとなくこういう町並みに合った言葉な気がする・・・。
アパートが並ぶ町で「トンネ」って言われても、なんだかピンときません。
まあ。外国人の勝手な思い込みですが。。。
さて、この城壁でわかるかな?
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不揃いな石が積み上げられているのが、世宗大王時代のもの。
ところどころ抜けはじめて、ボルトで支えてる部分も(^^;
ちょっと不揃いだけど、石が四角くなっているのがスクチョン時代のもの。
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そして、きちんと揃った石で作られているのが近代のもの。
ちなみにこの上にある見張り台的なものは、昔は固定されていなかったそう。
なぜならソウルの城壁は戦争のためでなく、単なる警備のためだったのでそこまでちゃんと作っていなかったようです。
もしも、万が一戦争が起きたら、この見張り台を敵に向けておっことす作戦もあったようで(で、逃げるのかな?)
水原にある城壁ははじめから戦争対策も兼ねて作られていたため
昔からきちんと固定されていたそうです。
もちろん現在はソウルの城壁も安全のために固定されているのでご安心を!
道路を作ったりして、城壁が壊された区域にはこんな表示が
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元城壁があった部分ですよ。とわかるようになっています。
さあ、どんどん歩くと
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少し上りに差し掛かり、恵化門へ。
4号線の恵化駅近く。大学路のそばにこんな門があったとは~
でも、これも道路を作ったため一度壊したので1990年代に作られた複製です。
こういう雰囲気、大好き。
毎日散歩したい。
寒いけど((((;゚Д゚))))
もう10日くらい前だったら紅葉が綺麗だっただろうなあ。
ちなみに春も桜やツツジ、チンダルレで綺麗な場所があるので、ソウル通の人や在住者は何度も同じツアーに参加する人がいるそうです。
ツアーも終盤戦に差し掛かってくると
ドラマ「トッケビ」のロケ地が出てきます。
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見た人、わかります?
こっちに来てから、再放送に3回も出くわしたので、何度も見ているけどわからなかった・・・・。
写真みて「あ~。」って感じ(笑)
この近くには階段に描いた絵が有名な地域があったのですが
観光客うるさい!と怒った住人が夜のうちに塗りつぶしてしまうという事態があり、今は見所があんまり・・・。
ガイドさんはちょうどその時に来たそうで、ツアーの目玉なのに昨日あった階段の絵が、次の日きたらなくて困ったと言っていました。
住人の気持ちもわかるけど、その絵があるおかげで商売が成り立っていたお店が何件もあったので
訴訟問題になったとか。
韓国人にも外国人にも人気で、ガイドブックに載っていたため、今でも知らずに来てしまう人が多いそうです。
ちなみに塗りつぶした住人は5人だって・・・。え?少なくない??
さすが、韓国人・・・。強行突破か。
トッケビのおかげで、このあたりは少し人気がでてきたらしい。
ドラマ様様
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猫好きにはたまらない猫の家とか
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可愛いおうちも。
さあ、ゴールの東大門まで一気に歩き
漢陽都城博物館で再度詳しい解説を聞いたら、お昼に東大門で解散!となります。
ゴールの東大門の写真を撮るの忘れました!
4時間のコースでしたが、自分ではわからない詳しい歴史や解説を聞くことができたし、
なかなか行かないようなコースを歩けたので、行って大正解。満足なツアーでした。
それに、おひとり様を受け付けてくれるツアーがなかなかないので(二人からが多い)このツアーは本当に貴重です。
残りの4分の3。
ここまで来たら制覇したい思いに駆られていますが、
これから気温もだだ下がりなので、春くらいになるだろうな。
朝、家のそばの通りをパトカーがぶっ飛ばしてた。。。
あれ、人が飛び出したら即日間違いなし。
完全スピード違反( ̄▽ ̄;)
地下鉄乗ったら、出勤時間なのに空いていて、車掌さんが一駅停車するごとに「⚫️⚫️高校、▲▲高校はこちらで降りてください」と丁寧なご案内。
夜は家の隣の娯楽室(ゲーセン)に「スヌンお疲れ!受験票提示で割引!」の表示が。
とりあえず、本当にお疲れさまでした。
一週間延期になったことで身も心も疲れただろうなあ。
そんななか、私はパンハクを楽しむ?ためにソウル城壁ツアーに参加してきました。
ロッテホテルロビーでガイドさんと待ち合わせて、タクシーで山にのぼり、降りるコース。
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分かりにくいですが右上の赤く塗った道が今回歩いたコース
だいたい5キロくらいでしょうか?
これを4時間程度かけてガイドさんの説明を聞きながら歩いていきます。
簡単に説明しますと・・・
ソウルの町は朝鮮時代、ハニャンと呼ばれていまして
4つの大きな門がありました。
今も残る東大門、南大門(10年くらい前に放火された。現在のは複製)、北大門、西大門(今はない。5号線の駅名にあります。私の住む新村は西大門区)
大きな門は運気の流れによって、開けたり閉めたりするため、その横には実用的に通るための小さな門がいくつかあります。
旅行にきていたとき、よく東大門の東横インに泊まっていたのですが、
そこの前にも一つありました。
その、門と門とをつないで、都を守るために作られたのが今回見に行った漢陽城壁です。
詳しくは東大門に博物館があるので、ぜひ見てみてください!
ソウルの城壁は戦争のため、というより都の警備のために作られたので
水原の城壁とはちょっと違うようです。(その説明はまた後で)
ちなみに、1960年代になんとこの城壁から北朝鮮のスパイが入ってきて、銃撃戦になったらしく
その地域は身分証明がないと立ち入れず、軍人さんが常時見張っているそうです。
もちろん写真も不可。
おまけに昔ながらの険しいままに残されているそうで、行く場合は一方通行のマジ登山らしい・・・。
ガイドさんは一度お客さんに頼まれて行ったけど
「もう二度といきたくありません」とのことでした。
まずはタクシーで山の上までのぼり、ソウルの町を一望。
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ちなみに9時近い時間ですが、まだ薄ぼんやり。
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ちょっと明るくなってきた。(^^)
ミセモンジのせいかと思いきや、この日は少なめだったみたいです。
そうそう、急な山道をタクシーで登る途中に、ソンギュンガン大学の裏門がありました!
ソン大の山道は凄かったけど、まさかこんなところに裏門があるとは・・・広い・・・それに険しすぎる!!!
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さて、私たちがスタートしたのは公園でしたが、すぐ上には軍の見張り施設がありました。
こういう場所で朝鮮半島って休戦なんだよね。。。と思い知るのでございます。
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下りながら歩き始めるとまさかの雪!
(写真、わかりずらい!)
既にソウルでは2度目の雪です・・・。
ダウン着ててよかった~~~
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城壁、結構大きいね。
この城壁、朝鮮時代のもので1300年代の世宗大王時代、1700年代のスクチョン時代(ドラマ「トンイ」でチ・ジニさんが演じた王様)、1800~1900年代の近世につくられた3世代のものを見ることができます。
本当はもっと昔のも残っているらしいけど、今回のコースとは別のガチ登山!(ロープを伝っていくらしい)の場所にしかないみたいです。
も~~~っと昔、朝鮮ができたころのものは土でできていたので、ほとんど残っていないとか。
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ソウルの中でも今はほとんど残っていない昔の町並み。
1970~80年代はこんな感じだったそうです。
「応答せよ1998」はたしかにこんなトンネだった。
トンネ=町内という意味で、今でも「ウリトンネ」と使われますが、なんとなくこういう町並みに合った言葉な気がする・・・。
アパートが並ぶ町で「トンネ」って言われても、なんだかピンときません。
まあ。外国人の勝手な思い込みですが。。。
さて、この城壁でわかるかな?
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不揃いな石が積み上げられているのが、世宗大王時代のもの。
ところどころ抜けはじめて、ボルトで支えてる部分も(^^;
ちょっと不揃いだけど、石が四角くなっているのがスクチョン時代のもの。
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そして、きちんと揃った石で作られているのが近代のもの。
ちなみにこの上にある見張り台的なものは、昔は固定されていなかったそう。
なぜならソウルの城壁は戦争のためでなく、単なる警備のためだったのでそこまでちゃんと作っていなかったようです。
もしも、万が一戦争が起きたら、この見張り台を敵に向けておっことす作戦もあったようで(で、逃げるのかな?)
水原にある城壁ははじめから戦争対策も兼ねて作られていたため
昔からきちんと固定されていたそうです。
もちろん現在はソウルの城壁も安全のために固定されているのでご安心を!
道路を作ったりして、城壁が壊された区域にはこんな表示が
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元城壁があった部分ですよ。とわかるようになっています。
さあ、どんどん歩くと
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少し上りに差し掛かり、恵化門へ。
4号線の恵化駅近く。大学路のそばにこんな門があったとは~
でも、これも道路を作ったため一度壊したので1990年代に作られた複製です。
こういう雰囲気、大好き。
毎日散歩したい。
寒いけど((((;゚Д゚))))
もう10日くらい前だったら紅葉が綺麗だっただろうなあ。
ちなみに春も桜やツツジ、チンダルレで綺麗な場所があるので、ソウル通の人や在住者は何度も同じツアーに参加する人がいるそうです。
ツアーも終盤戦に差し掛かってくると
ドラマ「トッケビ」のロケ地が出てきます。
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見た人、わかります?
こっちに来てから、再放送に3回も出くわしたので、何度も見ているけどわからなかった・・・・。
写真みて「あ~。」って感じ(笑)
この近くには階段に描いた絵が有名な地域があったのですが
観光客うるさい!と怒った住人が夜のうちに塗りつぶしてしまうという事態があり、今は見所があんまり・・・。
ガイドさんはちょうどその時に来たそうで、ツアーの目玉なのに昨日あった階段の絵が、次の日きたらなくて困ったと言っていました。
住人の気持ちもわかるけど、その絵があるおかげで商売が成り立っていたお店が何件もあったので
訴訟問題になったとか。
韓国人にも外国人にも人気で、ガイドブックに載っていたため、今でも知らずに来てしまう人が多いそうです。
ちなみに塗りつぶした住人は5人だって・・・。え?少なくない??
さすが、韓国人・・・。強行突破か。
トッケビのおかげで、このあたりは少し人気がでてきたらしい。
ドラマ様様
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猫好きにはたまらない猫の家とか
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可愛いおうちも。
さあ、ゴールの東大門まで一気に歩き
漢陽都城博物館で再度詳しい解説を聞いたら、お昼に東大門で解散!となります。
ゴールの東大門の写真を撮るの忘れました!
4時間のコースでしたが、自分ではわからない詳しい歴史や解説を聞くことができたし、
なかなか行かないようなコースを歩けたので、行って大正解。満足なツアーでした。
それに、おひとり様を受け付けてくれるツアーがなかなかないので(二人からが多い)このツアーは本当に貴重です。
残りの4分の3。
ここまで来たら制覇したい思いに駆られていますが、
これから気温もだだ下がりなので、春くらいになるだろうな。
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