インドに来てはや1週間が経ちました。
毎日、インドでのオーガニックの農業への可能性と
改良型LEDについての話し合い、試作など作業、交流も含め精力的にすすめています。
到着当日からたくさんの人たちと会い、
私たちの活動の幅もどんどん広がっていることを感じます。
安心・安全な食物をみんなが納得する価格で広めること
私たちが提供する手作りのソーラーパネル・改良型LEDランプの取り付け、
貴重な水を溜め、有効利用する方法の研究と実験……
今回は3週間という短い滞在のなかで
できる限りのことを精一杯やり、日本にも持ち帰りたいと思っています。
さてそんななか、先日、ウルドゥの学校を訪ねました。
日本でいうと小学校くらいの学年の子どもたちが学んでいるこの学校で、
子どもたちに向けて知人の通訳を通して特別参加させていただきました。
私たちNPOの活動を紹介や
日本やヨーロッパで売られているオーガニックの商品やパッケージングを見せ
そこからその意義を一緒に考えたり、
ソーラーパネルの仕組みを説明・実演したり…
少し難しい内容もあったなか、最後までどの子も真剣に聴いてくれていた姿がとても印象深かったです。
この機会に恵まれてとても嬉しかったです。
最後には、思いがけず握手ぜめにあうくらい楽しんでもらえたようです
現在は、Harali(ハラリ)村に滞在しています。
例年であればいまは雨季の最中。インドの農民にとっては水を確保する貴重なときです。
マハラシュトラ州では今年、極端に雨が少ない状態が続いています。
各地で見た貯水池はどこも、
2月の乾季に訪れたときと同じくらいの貯水量のところばかり
このままいけば、かなり早い段階で深刻な水不足が心配されます。
農業用水どころか、飲み水さえ確保が困難になりそうです。
Harali村内にある貯水場所 ほんの端っこに水が溜まっているくらい
朝に水をやってもすぐに乾きます
私たちの活動の主軸に掲げる”水”のプロジェクト
現在は、浄化する方法についてはすでに、
私たちが伝えた「ポリグル」を使う方法が
ひとつの有効な手段となっています。
しかし、今回の事態を目の当たりにして
改めて、
1. 雨水を有効に溜めること
2. 溜めた雨水の蒸発を防ぐこと
一刻も早くこれらについて有効な方法を見つけたい。
知識のある方、経験をお持ちの方にも、ぜひお力をお借りしたいです。
太陽と水と緑 ー どのことに関してもほんとに大切なプロジェクトであること、
改めて、インドに滞在しながら実感しています。
9月12日の報告会では、私たちの経験を通して一緒に考える機会になれば幸いです。
みんなに助けてもらいながら 学校の屋上にまたひとつ新しく取り付けました