プネに来てから3週間、
学校など各所で私たちの活動について話す機会を頂きました。
ひとつは、プネ市内にある小さな日本語学校です。
将来、技術関係の仕事に就きたい、と日本語を勉強している方たちが通う学校です。
10名ほどの小さな学校で、
私たちの紹介や現在取り組んでいるプロジェクトでしようとしていることを丁寧に話しました。
ここでは特に、ソーラーパネルとLEDについて関心を持たれ、
「ぜひこのパネルを作ってみたい、つけてみたい」
という賛同の声を頂きました。
また、SSYというヒンドゥー教の指導者が運営している施設では、
子どもたちに向けてプレゼンテーションをする機会を頂きました。
このSSYでは日本でいうフリースクールのような学校を併設していて、
子どもたちは精神的な活動を中心に、寝食を共にしながら暮らしています。
無農薬無化学肥料の農業も行っています。
30名ほどの子どもたちの前で、
私たちが作っている手作りのソーラーパネルとLEDランプを見せて話しました。
みんな、自分たちの手でも作れる ということに驚いていました。
なんと、早速ここに、もうひとつ活動の拠点ができそうです。
インドに関わるきっかけを下さったサリルさんは、
自身が務めている会社で私たちの紹介の場を作ってくれました。
この会社のスニール社長も、日本で多くの賛同者を募って下さった会社でもあります。
NPOでインドの社会でやろうとしていることを話すと、
すぐにその場でまず4名の方が賛同して下さいました。
しかも、「日本人がインドのために頑張ってくれているのだから」といって日本円で頂きました。
このたび、インドでは阿部首相のインド訪問が大きな話題となっていました。
彼の訪印のねらいは、「新幹線と原子力発電の売り込み」と報じられています。
新幹線については、日本の技術が高く評価されているようで歓迎されています。
しかし、原発の候補地になりそうなところでは激しい抗議行動が起こっていると聞いています。
私たちは、小さなソーラーパネルとLEDランプを
農民と、
企業の社会責任として利益の一定割合をNPOの社会活動に投じる、CSRの力と
私たちが続けている活動と、
この3つをかみあわせて、12億の人口を誇るインドに
広く普及することをめざして毎日頑張っています。
インドに来てから3週間、
他にもいろいろなところで沢山の人が協力下さり、
私たちの小さな力が大きな輪を作りつつあることを実感しています。