NPO法人 太陽と水と緑のプロジェクトのブログ

太陽…ソーラーパネルとLEDの普及 水…飲み水と農業用水の確保 緑…安心安全な農業・食物とエコロジーで持続可能な社会

設立申請が受理されました

2015-04-29 | おしらせ
4月18日の設立総会を経て

4月28日、埼玉県の県央地域振興センターにて
無事に設立申請が受理されました。

これから、約2ヶ月の縦覧を経て 
不備がなければ(!)NPO法人として 正式に認証されます。

ここまでこられたのは、本当にたくさんの方のお力があったおかげです。

ご担当の方にも、提出しては訂正をいただきお電話いただき…
本当にお世話になりました。

これから、どんどんそのご恩を還元していきたいと思います!
今後とも、どうぞよろしくお願いします。


*先日、地元の高等学校の授業でお話する機会をいただきました。
 これから、このクラスの皆さんと、インドへ送る教材づくりをしていきます。


貯水タンクにて

2015-04-08 | インドのこと

貯水池を掘削するほかにも、貯水タンクを設置する試みも進められています。

 

しかしながら、いずれにしても費用対効果は薄く、

まだ解決策に向けては途上です。

 

こうした沢山の試みやその努力に併せて

日本の技術や知恵が活かせるような道を探しています。


飲み水確保のこと

2015-04-06 | 自己紹介

ちょっと想像してみて下さい。

 

お水を飲むために、何キロもかけて、水を汲みに行くことを。

一面が乾燥して、川や池が干上がってしまうことを。

 

この地球で、世界では深刻な水不足に悩む場所があります。

 

インドについて言えば、雨期(6月~10月頃)を過ぎると、

雨はほとんど降らず、どんどん暑くなって、空気がどんどん乾燥していきます。

 

今年の2月、インド中西部のマハラシュトラ州で、

既に干上がってしまっている川を何筋も見ました。

高い山から見下ろす景色はほとんど茶色一食で、緑が見えません。

時々、ダムや貯水池に水があるところを見ると、思わず嬉しくなったほどです。

 

そのとき、「水は当たり前に手に入るものではないのだ」と実感しました。

 

首都デリーにおいても、水不足は深刻な問題です。

固い岩盤を機械で削り、莫大な費用をかけて貯水池を作っても

地面に浸みていき、乾期の灼熱のために、一年はもちません。

 

今回、2月に訪れた際、

「今年は雨期が短かったから、夏場の水不足が心配だ」

という声をよく耳にしました。

 

雨期に溜めた雨水をなんとか乾期でも手に入るように。

現在、私たちはその解決に向けて取り組んでいます。

 

 

 貯水池の脇に積まれた岩盤。地面の下には、固い岩がごろごろしています。 


私たちのこと

2015-04-06 | 自己紹介

いま、私たちは主にインドの農村支援の活動を中心に動いています。

 

始まりは、2006年。

スラムに住む子ども達への支援をきっかけに、私的な活動として始まりました。

 

私たちの生活と比べたら、決して恵まれているとはいえない環境がそこにはあります。

でも、彼らの表情や言動からは、本質的な豊かさが伝わってきます。

豊かさの中で見落としがちな大切なことが、

そこにはあるように思います。

 

「支援」といいながら、元気をもらうのは私たちの方でした。

 

2011年頃から、手作りソーラーパネルを使った活動を始めました。

 日中でも真っ暗な家の中。目が慣れるまで、しばらく何も見えません。

 

都市に出なくても、村の中で暮らせるように

村で生活しながら仕事やお金が循環するように。

 

私たちは、寄付ではなく、

現地の人たち自身が稼いで自律していけるような仕組み作りを考えます。

 

 


【ご報告】現地の新聞記事に載りました

2015-04-04 | 新聞記事

2015年2月28日付 The Golden Sparrow紙に

私たちNPOの活動についての記事が載りました!

 

インドの農村で、ソーラーパネルを使ったソーシャルビジネスを始めました。

 


インドの農村の支援を中心とする私たちの活動は、

2006年よりインド中西部のマハラシュトラ州で、

スラムの子ども達を支援する「ケルガル日本の会」の活動として始まりました。


トイレも水道もないスラムの問題は、

その根源に貧しい農村の生活があり、

その改善がなければ根本的な解決は困難と認識したためです。


その継続的な支援をするために、

現地のNPO法人Jnana Prabodhini(ニャナ・プラボディニ)と協力して、

2014年1月よりソーシャルビジネスの準備を始めました。


NPOとしては、地球規模の取り組みを目指して、2015年4月現在、申請手続きをすすめています。


インドと日本、日本の都市と農村のあり方を問い、

貧しい人でも誰でもが、安全なものを安心して食べられることが当たり前の社会にしたいと考えます。