Quiet storm

Slow life♪

浅草善哉

2012-02-06 08:20:35 | 人物
2003年、浅草の三社祭で出会った老夫婦。二人が暮らす下町の長屋へ通い、その日常を写真で綴った六年間。時が止まったような空間を訪れるたび、言葉にできない、でも大切な何かがはっきりとそこにあるのを感じた。日々の営みに生死の一切があると同時に、綿々と繋がってきたすべてが私たちを生かし、行く方向を与えてくれている。二度とない瞬間をともにし、私を受け入れて下さった善さんはなさんへ、心より感謝いたします。写真以上の言葉を私は持ちません。誰もが観ることを通じて、見えない何かを感じて頂ければ幸せに思います。                   
 
 あとがきより



「浅草善哉」


初めて見たときあまりのインパクトの強さに言葉を失った。



二回目見たとき涙が出てきた。



三回目見たとき映画のようなストーリーを頭の中で想像した。



四回目見たとき再び涙が出てきた。




古賀さんが老夫婦と出会ったのは2003年。浅草が好きだった古賀さんは、頻繁に通っては待ちの写真を撮り続けていた。しかし、街の表面しか撮れず、自身が感じる「浅草」と写真との間にずれを感じていた。

 2003年春、古賀さんは浅草三社祭に行くが、その日も思うような写真が撮れず、祭りを後にして帰路につくが、なぜかいつもとは違う道順を選んでいた。街の喧騒(けんそう)から離れたところで、目の前に現れたのは昔ながらの長屋。その一角でオレンジ色の明かりを放つ部屋を見つけ、古賀さんは引き寄せられるようにドアをノックした。

 「特に何を話したというわけではないが、どこか救われた感じがした」と話す古賀さん。帰り際、おばあちゃんから「また遊びにおいで」と言われ、その日以来、毎日のように老夫婦宅を訪れるようになった。数カ月間は、ただ会いに行くだけだったが、「この存在感を形にしたい」と2人の日常を撮り始めた。「おじいちゃんはお酒を飲み、おばあちゃんはタバコを吸う。毎日が同じだったが、そこには言葉にできない、大切な何かがあるのを感じた」と古賀さんは話す。

 おじいちゃんの善さんは2008年、おばあちゃんのはなさんは2010年に他界。可能な限り長屋を訪れ、買い物を手伝うなどして日常を共にしていた古賀さんが描き出した2人の姿は、昨年末に出版した写真集「浅草善哉」に収められた。

 六本木経済新聞より



古賀絵里子さんホームページhttp://kogaeriko.com/
浅草善哉http://kogaeriko.com/01_asakusa/
写真集http://www.seigensha.com/newbook/2011/12/27000111(青幻舎)



風の旅人ではこのように紹介されています。
http://kazetabi.weblogs.jp/blog/2012/01/post-49e4.html



古賀絵里子さんのことは僕が毎週必ずきまって見ている番組で知りました。それはBSジャパンの写真家たちの日本紀行です。それは、日本を代表する写真家たちが日本を旅して、日本の情景を切り取るという内容のCANONの番組。



その写真家たちの日本紀行は先々週、先週と古賀絵里子さんが新潟を旅する企画でした。彼女のことをその番組で初めて知ったのだけど、一瞬にして彼女の世界に引き込まれてしまいました。



彼女の撮る写真はとても力強く、光の捉え方、コントラス、色彩、表情を引き出す力、もうどれをとっても上手すぎでした!わずか数時間の滞在にもかかわらず、彼女が吐き出す写真はどれも長年取材を続けてきたかのような写真ばっかりでした。彼女の視点、表現力に脱帽しました。










ALL K-20D+SIGMA17-70



iPhonegrapher

2010-07-29 17:57:35 | 人物
iphone photo 



iphone3G By kana



僕が一日に一回訪問するページがある。



それは、フォトグラファーの三井公一さんのホムペです。



三井さんはiohneで写真を撮り、様々なアプリで加工して作品を作っています。



アプリを使っているとはいえ、iphoneでここまでの写真が撮れるとは、、、



すっげぇー!



しかも、写真展の写真って結構引き伸ばしているように見えました。引き伸ばしてきちんと作品としてできている。最終的な出来上がりを想定してシャッターを押す!


さすが、プロです!!!



三井公一写真展
「iPhonegrapher ~around the water~」http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20100722/1032443/
ホムペhttp://www.sasurau.com/
ブログhttp://sasurau.posterous.com/



写真って、スペックがどうのこうのとかの問題じゃないっすね。



GOTO AKI

2010-06-18 17:23:20 | 人物
「GOTO AKI」


僕の大好きな写真家の一人です。

そんな彼が福岡のキャノンギャラリーで個展を開くみたいです。

実に楽しみでしょうがないです。夫婦そろって行ってみようかと思います!




会場:キヤノンギャラリー福岡
期間:8月12日~8月24日
時間:9時~17時30分
住所:福岡市博多区美野島1-2-1 キヤノンMJ福岡ビル1階
休館:土、日、祝
入場料:無料

PROFILE
HOMEPAGE


リンクも一応貼っときます。

ブログもいい感じです。

みなさんもぜひ見てみてください!


僕もいつか彼のようなLife Styleで写真を撮ってみたい。

そして、必ず世界一周をカメラと共に!!!

いつか必ず、、、

高砂淳二

2009-11-25 17:33:18 | 人物
高砂淳二(たかさごじゅんじ)


自然写真家。1962年、宮城県石巻市生まれ。大学時代にオーストラリアを放浪。ダイビング写真を始める。 「ダイビングワールド」 誌、スタッフフォトグラファーを経て1989年に独立。海の中から生き物、風景、地球全体をフィールドに、自然全体のつながりや人の関わり合いなどをテーマに撮影活動を行っている。作品集は、 『AQUA』 『night rainbow-祝福の虹』 『BLUE』 (いずれも小学館) など多数。


彼の写真が大好きです。

彼の写真の構図は完璧です。

海の写真だけでなく他の写真もすごくいいです。

ぜひ一度ごらんあれ
ホームページURL

自然をこよなく理解しているからこそ撮れる写真。

優しい心を持ってるから撮れる動物の写真。

ジャックマイヨールの世界を知る男。


高砂淳二ワールドは大好きです!





フジコ・ヘミング

2009-10-28 12:19:16 | 人物
フジコへミング、本名はイングリッド・フジコ・フォン・ゲオルギー。

僕は彼女が大好きだ。


彼女の奏でる音が大好き。
飾らない生き方が大好き(部屋など散らかし放題)
彼女の価値観、考え方が大好き。
彼女の演奏する姿が大好き。
彼女の発する言葉達が大好き。


そんな彼女のドキュメンタリーがNHKで再放送されていた。見るのは3回目くらいかなぁ。昨日は予想してなかったから、TVをつけた瞬間に思わず感動。


彼女の言葉は本当に大好き。

「ちょっとくらい間違えたっていいじゃない、人間は機械じゃないんだから。だから、ぶっ壊れそうな鐘(ラ・カンパネラ)があったっていいじゃない」

「ぶっ壊れそうなくらい繊細な人が好き、ぶっ壊れそうなくらい繊細なほうがいい」

「私は私が演奏するカンパネラが一番好き」

「私はミスタッチが多い。直そうとは思わない。批判する方が愚かしい」

「私の人生にとって一番大切なことは、小さな命に対する愛情や行為を最優先させること。自分より困っている誰かを助けたり、野良一匹でも救うために人は命を授かっているのよ。」


ラ・カンパネラ




YOUTUBEのページのコメントにもいい事がいっぱい書いてあります。

中でも、これが好きです。

「人間の弱さも・・強さも・・卑しさも・・優しさも・・醜さも・・ 華やかさも・・殆んどの事を「知ってる」って言うより「感じ取っ た」人なんだろうねぇ。」




<フジコ・へミング>
スェーデン人の父と日本人の母をもち、ベルリンで生まれる。その後、東京芸大を卒業し、留学を目指すが無国籍だったために断念。その後、30歳のときに難民として留学を果たす。ヨーロッパ在住中に風邪をこじらせ(貧しかったために暖房がつけれなかった)聴力を失う。現在は左耳が回復してきている状態。
彼女の人生、その中で感じた事、考えてきたこと、学んできたこと全てを表現する演奏。アーティスト(演奏家)として、リストの作品を表現するものとして、一人の人間として
僕は彼女が大好きだ!


生きるということは自分を表現する事なんだなぁと思う今日この頃です。